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ビジネスマンのための推薦図書

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#経営

『不格好経営』を読んで

 私はDeNAの名前を知っていても、実際に本書に出てくるようなサービスを利用したことが無く、「あーあれね」とはなりませんでしたが、本書は経営者が書いた本として有意義だったと感じています。全体的なストーリーとしては、南場社長の紆余曲折した社長人生となりますね。  とくに面白いと感じたのは、マッキンゼージャパンにいた著者の南場社長が、経営で四苦八苦していることです。 本人も仰っていましたが、経営者になりたいから「コンサルタント」になる、そこはイコールではないということが分かり

『生き方』を読んで(佐々木)

マレーシア拠点の佐々木海翔です。 稲盛和夫著の『生き方―人間として一番大切なこと』を読んで、感じたことを共有します。 本書は生き方、もっと言うと「人間として」という大きなテーマで語られています。 しかし、仕事においても、通用することがあるように感じました。せっかくですので、仕事にも当てはまるようなものを2つピックアップし、感想としてまとめたいと考えています。 「できる」と「知っている」は違う 本田社長の講演の第一声 「みなさんは、一体ここへ何をしにきたのですか」

『母性の経営』について考えた

インドネシア拠点の中村文香です。 私が、東京研修中にも代表から父性型リーダーと母性型リーダーに関して、話があったかと思うが、今回課題図書を読むことで、より内容を深めることができたのではと考えます。 今回、「母性の経営」を読んでいて、 組織には、父性型リーダーと母性型リーダーの2軸が必要であることを知りました。 父性型リーダーと母性型リーダー父性型リーダーは顧客の立場で考えて目標を設定し、母性型リーダーは社員の立場で考えてフォローアップをする。よく起こりがちなのは、父性型