英語で楽しくおうち時間 ~自然~
私が育児をしている上で非常に大事にしていることの一つに『自然』があります。日本にいた頃は、GW、夏3週間、クリスマスを必ず田舎の海沿いにある別荘で過ごしていました。
軽井沢や那須のようにおしゃれでおいしいお店なんてありません。
外食がダメなら家で頑張ろうと地元のスーパーへ行っても欲しい調味料は売ってません。
もちろんお買い物を楽しめるハワイのような素敵なお店があるはずもありません。
別荘という響きから想像する優雅なものではなく、東京から調味料を担ぎ、オンラインで事前に食糧を予約して万全の態勢で挑み、到着したら即行床の掃除です。
雑巾は一瞬で真っ黒くなるので、筋トレだと思って無心で拭きます。
お掃除で半日、家の周りの草刈りで半日、それで初日が終了です。
東京に逃げ帰りたいと思ったことも多々ありましたが、今となっては子ども達にとってかけがえのない時間を過ごすことができたのでいい思い出です。
海辺の砂の感覚、様々な種類の貝、潮の満ち引きに香り、波の怖さ、刈りたての芝生の匂い、林の中の昆虫に動物、朝露、夕焼け、本当に数えきれないほどの豊かな感覚を子どもと一緒に自然から教えてもらいました。
東京では畑を借りて毎週末せっせと野菜のお世話をしていました。
夏は野菜も雑草もすぐに伸びてしまうので、メンテナンスで大忙し、冬野菜の仕込みになると少しホッとしたのを思い出します。
掘り立てのじゃがいもで作ったジャガバター、切り立てのブロッコリー、もぎたてトマトにきゅうり、生でもおいしいトウモロコシ、一年中新鮮なお野菜を食べて育った子ども達はお野菜が大好きです。
自分達で育て、それをできるだけ素材に近い形で食べ、育成の大変さそして、収穫の喜びを感じて美味しさを知る。
ただそれだけで子どもの野菜嫌いには悩みません。
毎年春には田植え、秋には稲刈りに参加させていだたき、お手伝いというよりは思う存分泥遊びをさせてもらっていました。
お陰様で東京で外遊び推奨託児所へ預けた時は喜んで泥風呂にどっぷりと楽しそうに浸かっていました。まるで『どろんここぶた』(Small Pig)です。
『自然』育児を語り始めると終わりが見えないので、また機会があったら書くとして、ロックダウンの中でも自然と触れ合うことは子どものメンタル面でもとても大切です。
幸い私達が住んでいるところには広大な公園がいくつもあり、ソーシャルティスタンシングをキープしても走り回れる場所がいくらでもありますが、これはとても恵まれていることです。
では、もしも近くに大きな公園がない場合どうやって自粛生活の中で自然と触れ合えばいいのでしょうか。
実際に子ども達とやったもの、やりたいことをリンク付きで箇条書きにしてみました。
・図鑑を持ってお花、樹を観察する
・鳥や昆虫など生き物を観察する
・お散歩ついでに自然物を拾ってくる
・お庭や玄関先、ベランダなどにお花を植える
・お散歩にビンゴやカラービンゴを作って持って行くーリンクからダウンロードもできますがご自宅の環境に合わせて自作もありです。
・自然物と合わせて絵を描く
・魔法のスティックを作るー大人にとってはただの枝でも子どもにとっては大切な自分が作った自分だけの自慢の魔法の杖になります。
・ミニ家庭菜園を作る
・野菜や果物で布を煮出して染めるーブルーベリー,その他
・秘密のドアを作り空想の世界へ逃避行する
・野菜スタンプで遊ぶ テントウムシとハチ
・葉っぱスタンプで遊ぶ
・葉っぱでお絵かきをする
・葉っぱのモビールを作る
・葉っぱの模様のタイルを作るー小麦ねんどを紙粘土で代用も可能です。
・石に絵を描くー好きな絵を描いてストーリーキューブスにするのもあり、詩を書くのもありです。
・植木鉢に絵を描く
・夏のデコレーションを作るー映像はクリスマスオーナメントを作っていますがスイカに変えたり夏バージョンにアレンジ!
・お花を使ってリトマス試験紙で実験をするーAmazonで購入可能ですが安すぎるのは反応がイマイチなのでお気をつけ下さい。
・タネの発芽の様子を観察する
枝や葉っぱ、木の実やタネといった拾得物で鳥の巣を作り、拾ってきた石にアクリス絵具でペイントした家族5人を中に入れました。
今週も平日は仕事が忙しすぎて在宅勤務中のお子さんのスクリーンタイムが長すぎたかなと、少し罪悪感を抱いているお父さん、お母さん。是非、今週末の親子で自然に触れ合うに時間にしてみてください。
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