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自然と育児についてもっと書きたいと思っていたところに偶然知ったのですが、日本は今日5月20日は森林(もり)の日だそうです。

森の絵本というと、隠し絵に大人もすっかりハマってしまう美しい絵の安野光雅さんの『もりのえほん』や、日本昔話の『ふるやのもり』、温かい気持ちになる『もりのおふろ』、クスッと笑える『もりはおもしろランドシリーズ』、ワクワクする『もりのへなそうる』などなどたくさんありますね。

さて、イギリスでもりの本といえば、『The Gruffalo』(『もりでいちばんつよいのは?』)です。1999年発行の本ですが知らない人はいないくらいイギリスの超定番絵本です。

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兄妹の森の中での冒険を描いたThe Enchanted Woodも読み聞かせは5歳以上、自分で読むのはネイティブでも7歳過ぎ頃からおすすめです。

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そして大人にはこちらをお勧めします。
Last Child in the Woods by Richard Louv

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アメリカのノンフィクション作家が、子どもの肥満、注意欠陥障害やうつ病などは自然と触れ合う時間の代わりにテレビやゲームなど家の中で過ごす時間が増加したことによることが1つの原因であるという調査結果をもとに“Nature-Seficit Disorder(自然欠損障害)”と名付け、多岐にわたる子どもの問題行動は自然と触れる時間を多くすることで、集中力が増し、ストレスが軽減され、さらに創造性や認知能力が発達し大幅に症状も軽減するという結果をもたらすことを、様々な例を用いて証明しています。

同じ著者の外遊び実践例の本がこちらです。自然の中で遊ぶゲームの仕方などか書かれています。この題名と本の表紙のデザインが好きで額縁に入れたいくらいです。
Vitamin N

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日本シェアリングネイチャーの資格を取得したときにいただいたネイチャーゲームのハンドブックに内容がよく似ているのですが、市販はしていないようなので、ネイチャーゲームウェブショップから似たような本がゲームが購入できます。

上の2つはそれなりに読み応えがあるので、もっと早く子どもと自然が共に育つことの素晴らしさを実感したい場合は『The Sense of Wonder』(『センス・オブ・ワンダー』)は日本語訳の本が出ているのと短い詩的な内容なのであっという間に読み終わります。

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