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4年ぶりに民主党が政権を奪還したアメリカ。“多様性”を前面に打ち出すバイデン大統領と女性初・ハリス副大統領のコンビは、共和党・トランプ政権で対立と分断がかつてないほど深まった大国… もっと読む
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2020年3月の記事一覧

“あの夜”まで順調だったブルームバーグ氏

撤退宣言も、大富豪らしい演出だった。マンハッタン市内の高級ホテルのボールルームに、1000人以上の選挙スタッフや支持者が集まった。テレビカメラも数十台。大音量の音楽が流れるなか、マイケル・ブルームバーグ氏が登壇した。 「3か月前、私は、ドナルド・トランプを倒すために選挙戦に参加しました。きょう、同じ理由、つまりトランプを倒すために、選挙戦を終えます。このままでは、その目標を達成することが、より困難になってしまうのが明らかだからです」 "あの夜”までは、全てが順調に見えた。

スーパー・チューズデー前に中道派が大結集 福音派のトランプ離れも・・・(3月3日Nスタ)

全米14の州などで一斉に民主党の予備選挙が行われたスーパー・チューズデー。直前の世論調査の平均で支持率トップを走っていたのは急進左派・サンダース氏です。しかし、展開を大きく変える動きが・・・ スーパー・チューズデー直前に、序盤戦で躍進をみせたブティジェッジ氏をはじめ複数の中道派候補が、レースからの撤退と同時にバイデン氏への支持を表明したのです。これまでに予備選や党員集会が行われた4州での獲得代議員数の合計では、バイデン氏がトップに躍り出ました。 そんなバイデン氏は3月