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現場から、 ~TBS NEWS~

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TBSテレビ報道局が運営するnoteです。記者個人noteやNEWS23スタッフnoteなどをまとめています。公式WEBサイトはこちら→http://news.tbs.co.jp
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2020年4月の記事一覧

『#TBS生活防災』マガジン 新型コロナウイルス関連記事 目次

■対策◆どう予防?手洗い・せきエチケット・マスク着用 私たちができる対策(2月20日) ◆感染しないために 感染予防に関するQ&A(2月27日) ◆For Foreigners in Japan ~がいこくじんのみなさんへ~(3月2日) ◆感染が疑われる家族がいる場合の注意事項(3月2日) ◆マスクの作り方をいくつかご紹介(3月12日) ◆「緊急事態宣言」が発令された場合、私たちの暮らしはどう変わる?(4月2日) ◆DV、虐待、差別などで悩む人のための相談窓口~なやんだり こ

外出制限から1か月…「NYを自由にしろ!」

「フリー・ニューヨーク!」突然だが、ニューヨーク州の州都はどこかと尋ねられて、その名が出てくるだろうか。正解は、オールバニー(Albany)。ニューヨーク市の北およそ240kmに位置し、人口は約9万人(ちなみにニューヨーク市の人口は約840万人で、全米最大の都市である)。これといった観光名所のない、こう言っては失礼ながら、郊外の地味な都市である。ニューヨーク州民でも、特に用事がない限り訪れない。 そのオールバニーで、4月22日、新型コロナウイルスによる外出制限に抗議するデモ

2020年4月26日「風をよむ ~新型コロナとプライバシー~」

札幌市内のドラッグストア。ここではAI=人工知能が「客同士の距離」や「店の混み具合」などから「3密」の状態に近づくと、出入り口のモニター画面で注意を呼びかけます。 世界中で猛威を振るう新型コロナウイルス。その対策に今、世界各国で様々な「デジタル技術」の活用が行われています。 韓国では、携帯電話のGPS機能と、クレジットカードの履歴をもとに感染した人の移動経路などをわずか10分で把握。接触した人を監視カメラで確認するほか、感染した人の行動を詳細に緊急速報で市民に届けてい

再生

【サンデーモーニング】2020年4月26日放送 黒板解説「辺野古に基地は造れるのか?」解説:青木理

・最長90mの「軟弱地盤」に対する作業船がなく工事不可? ・県民投票を反映した「民意」で工事不可? ・完成予定2035年に、総工費は2.5兆円に?

2020年4月19日「風をよむ ~コロナ・ストレス~」

トイレの中を、荒らし放題にしている、ネズミたちを描いたこの作品。世界が注目するイギリスのアーティスト、バンクシーの最新作です。 世相に対する鋭い風刺が特徴のバンクシー。この絵で、何を訴えかけたのでしょう? SNSに投稿されたこの画像には、こんな言葉が添えられています。 バンクシー「妻は、俺の在宅勤務を毛嫌いしている・・・」 今、イギリスで、何が起きているのでしょう。 DV被害者を支援するレイチェル・ウイリアムズさん 「日本では、そんなこと起きないなんて思わないで

再生

【新型コロナ・韓国と日本】2020年4月19日放送サンデーモーニング 黒板解説:松原耕二

韓国は、どうやって新型コロナウイルスを封じ込めたのか? 日本の検査体制と比較し、松原耕二さんが解説します。

4月12日「風をよむ ~繰り返される警鐘~」

・様々な映画や小説で繰り返し描かれてきた感染症 ・SARSや新型コロナを警告した医師も本人が感染し死亡 ・2年前アメリカの大学が新型コロナの脅威を警告 日本医師会・横倉会長 「2009年に我が国で『感染列島』という映画が公開されました。ぜひ“感染症の恐ろしさ”というのを国民の皆様に知って頂きたい―」 先日、日本医師会の横倉会長が引きあいに出したのは、2009年公開の日本映画『感染列島』… 正体不明のウイルスが日本中に蔓延。医師たちにも院内感染が広がり、「医療崩壊」が

東京が“ニューヨーク”になる前に(2)

一日中、鳴り響いていた救急車のサイレンが、最近、明らかに減ったと感じる。 「感染のピークは過ぎた」 4月19日の会見で、ニューヨーク州のクオモ知事は、そう語った。新型コロナウイルスの新規入院者数は、徐々に減少傾向に入っている。確かに3月下旬から4月上旬の、急激な感染拡大から「医療崩壊の危機」が叫ばれていた、あの絶望的とも言える状況を考えると、少し明るい兆しを感じることができるようになった。だが、今も1日の新規入院者数は1200人、死者も400人を超える(4月24日)。

介護施設が休業に追い込まれている中、要介護者の家族の思いは・・・

                             新型コロナ感染拡大による緊急事態宣言を受けてデイサービス、ショートステイ(短期宿泊)を行う介護施設も高齢者などの利用者が通所を自粛し、休業に追い込まれるケースが増えている。その一方で要介護者の家族は、施設になんとか受け入れて欲しいという事情もある。都内に勤務する介護支援専門員=ケアマネージャーに話を聞いた。 〇休業に追い込まれる介護施設 ・緊急事態宣言を受けて外出自粛により利用者が減って存続が厳しくなり、5月6日まで

「緊急事態宣言」延長を主張 専門家会議に参加の和田耕治教授インタビュー

「5月6日までとなっている緊急事態宣言の期限を延ばすべき」。政府の専門家会議に参加している国際医療福祉大学・和田耕治教授は、もう少し時間が経たないと効果を評価できないとしつつも、そう主張しました。 Q.「濃厚接触者」の定義が変更になった。市民はどのように受け止めれば良いか※濃厚接触者の定義変更・・・ 国立感染症研究所は濃厚接触者の定義について、マスクなどの感染対策をしないで接触した人のうち、患者と接触した時期をこれまでの「患者が発症した日以降」から「患者が発症した日の2日前

「まさに大混乱の中で受け入れを開始」コロナ治療最前線の医師が語る神奈川の今

新型コロナウイルス患者の病床を確保するため、神奈川県は今月、集中的にコロナ患者の対応にあたる「重点医療機関」に3つの医療機関を指定しました。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」に乗船していた確定患者を受け入れ、先月までに14人の治療にあたってきた神奈川県立足柄上病院もその一つです。「自分たちの身を守りながら全力を尽くす」「(院内は)まさに大混乱の中で受け入れを開始した」コロナとの戦いの最前線にいる岩渕敬介医師に聞きました。(4月11日取材) 感染症の専門医がひとりもいない

「福島県いわき市のローカルアクティビスト、小松理虔さんが考える、今ローカルで求められるクリエイティビティとは?」(前編)

ローカルアクティビストとは柿次郎: Dooo司会の徳谷柿次郎です。本日のゲスト、ローカルアクティビストの小松理虔さんです。よろしくお願いします。 小松: お願いします。 Dooo!今日のゲストは福島県いわき市在住のローカルアクティビスト、小松理虔さんです。ローカルアクティビスト、聞き慣れない肩書きですがいったいどんなお仕事なんでしょうか。 ローカルアクティビストになる前はテレビ局の報道記者、かまぼこメーカー広報も経験した小松さん。現在はいわき市の食や医療、福祉などの企画

「保育園があるから社会が回っている、未来が力強く育っているという自負もあります」。休園すべきか・・・世田谷区の保育園・園長の葛藤。

「私の悩みは、行政からの要請を受けて閉園となった際にお困りになるご家庭が出ることです。その一方で開園している現状は常に感染リスクにさらされています。閉園か開園か、そのジレンマにさいなまれています」 新型コロナウイルス感染拡大を受け、7日、政府により東京など7都府県に緊急事態宣言が発表されました。小学校・中学校・高校の一斉休校が進むなか、保育の現場においては「規模を縮小して実施する」「保育等を確保しつつ臨時休園する」といった方針が政府より示されています。 休園か開園か・・・。

要請と強制のあいだ~イギリスの場合

最近、隣のイタリア人一家の奥さんが何か念仏のような呪文のようなものを唱えているのが聞こえる。この状況だから、祈祷か何かなのだろうか。それとも普段から唱えているけれど、最近、自分の在宅時間が長いから気づいただけなのだろうか。 そう言えば鳥のさえずりも最近よく聞こえる。人間の活動が弱まったから鳥がそのぶん元気なのだろうか。それとも普段からさえずっているけど、最近、自分の在宅時間が多いから気づいただけなのだろうか。 それとも単純に春が来た、というだけのことなのだろうか。 今、