
こんにちは。吉村恵里子です。
8月になり、アナウンス研修もあと1ヶ月となりました。
最近は徐々に実践的な研修も増えつつあります。
先日ラジオ研修があり、TBSラジオのスタジオで実際にマイクの前に座り模擬収録を行いました。
模擬収録とはいえ、本番さながらの番組構成です。
今回の研修ではラジオ番組を一人で収録しました。番組名を考え、挨拶・天気・ニュース原稿・フリートークを約6分の中で話をしました。
初めは「6分間をたった一人で話せるのか」と大変不安だったのですが、いざ話し始めてみるとあっという間に終えられました。
緊張していましたが開放感のあるスタジオでBGMを聴きながらのラジオ収録はとても楽しかったです。
今回のように一人だけで話をする場合、目の前で相槌を打ってくれる人はいません。一人だとつい早口になってしまうのですが、ラジオの向こうで、聴いている方がいることをしっかり想像し、頷く間を取ることで、より聴きやすいトークになります。
私は自分の録音を聴き、緊張するとこんなに早口になるんだと気付きました。思っているよりもたっぷり余裕を持って、ゆっくり話すよう意識することが大事だと感じました。
他にもフリートークでは最近あった出来事を話す際に、ただ状況の説明だけを話してしまい、話に出てくる人物や風景を、聴いている人がイメージできない話し方になっていました。
今後は、例えば買い物の話をするならば、
・どんな外観のお店なのか
・店の人との会話はどんなものか
・その商品を食べてどうだったか
など、私が体験したことをもっと具体的に頭に絵が浮かぶ形で伝えられれば良いと学びました。
(撮影時のみマスクを外しています)