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『方舟にのって ~イエスの方舟 45年目の真実~』学生による予告編コンテスト!応募作品を一挙公開!


 予告編コンテストを開催!

2/6(火)に行われた、映像系学生限定の<『方舟にのって〜イエスの方舟 45年目の真実』特別試写会&ドキュメンタリスト特別ワークショップ>にご参加いただいた学生の方を対象に、『方舟にのって〜イエスの方舟 45年目の真実』(佐井大紀監督)の【予告編コンテスト】を実施いたしました!

今回、予告編コンテストに応募、エントリーしてくださったのは、こちらの5名の学生の皆さんです!!(順不同)

①鄭詩語さん(金城学院大学)
②今野雅夫さん(ニューシネマワークショップ(NCW))
③下垣内瑠香さん(椙山女学園大学)
④近藤仰さん(南山大学)
⑤藤田彩菜さん(関西大学大学院)

個性溢れる予告編をありがとうございました!!
佐井大紀監督大久保竜プロデューサーからの、各作品に対する感想コメントも合わせて、下記に一挙ご紹介します!

<応募作品ご紹介>

①鄭詩語さん(金城学院大学)

【佐井監督】
武田節の映像を予告に使ったのは、センスあります!

【大久保映画祭プロデューサー】
最初のカットで、「日本中を震撼させた大騒動」や、「カルト?教祖?宗教? 」「集団逃避行」などのテロップを入れるとよりわかりやすくなるかと思います。時代も1980年前後の日本とか加熱するマスコミを説明するのが良いと思います。 ラストは、過去の取材コメントに、最近取材した映像を重ねていますが 、そこもテロップで「45年の共同生活とは? 」「信念を40数年貫いていく」などのフォローコメントを入れるとより伝わると思いました。

②今野雅夫さん(ニューシネマワークショップ(NCW))

【佐井監督】
テロップがgood。ファーストカットが鳥越さんから始まってしまうと、鳥越さんが主役のドキュメンタリーという印象を与えてしまうので、そこが勿体なかったです。

【大久保映画祭プロデューサー】
テロップの字体なども大変吟味工夫されていて、 完成度の高いスポットだと思いました。 映像としてはドローンのルーズショットはもう少し引きから使ってもよかったかなと感じました。 頭のカットで、例えば「1980年前後の日本中を震撼させた大騒動」みたいなテロップを少し入れるとよりわかりやすいかと思いました。

③下垣内瑠香さん(椙山女学園大学)

【佐井監督】
構成が素晴らしい。オリジナルで貼った音楽も、作品の雰囲気をよく演出できていました。「共感して寄り添うことと…」の部分は映画のオチなので、予告編で使うのは勿体ないかもしれません。

【大久保映画祭プロデューサー】
監督のナレーションをスポットに使うことで作品の世界観を伝えることに成功しています。 あたま1カット目が少し唐突な感じもありますので、テレビスポットにする時には、分かりやすくするべく、例えば、「ハーレム?」とか「カルト?教祖?」などのテロップで補足するのが良いかと思いました。 細かいところでは、 佐井監督のテロップの下には過去の、『日の丸~寺山修司40年目の挑発~』や『カリスマ~国葬・拳銃・宗教~』の作品名も入れても良いかと思いました。 作品全体の重さがあるので、ラストカットは、爽やかに良い感じが致しました。

④近藤 仰さん(南山大学)

【佐井監督】
本編映像だけでなく、テロップやナレーションの情報フォローがあると、もっと見やすかったかもしれません。

【大久保映画祭プロデューサー】
映像の繋ぎはセンス良くわかりやすいですが、 ドキュメンタリーで、ベース情報を知らない人に向けて発信するのが宣伝スポットでもありますので、 シンプルにテロップで目線をつけていくのが良いと思いました。例えば、「あなたは、「イエスの方舟」を知っていますか?」「1970年代後半から80年にかけて日本で大騒動」「カルト?宗教?」「加熱するマスコミ」などの目線をカットごとに入れるとよりわかりやすく伝わると思いました。

⑤藤田彩菜さん(関西大学大学院)

【佐井監督】
皆さんの中で一番予告編として纏っている様に思いました。テロップ明けファーストカットが千石イエスでないことが勿体無かったです。

【大久保映画祭プロデューサー】
全体と致しましては、時系列でわかりやすいと思いました。 細かいですが あたま、「1980年代、10人の女性、、、」と テロップされていますが 、「10数人の若き女性たちが、」という書き方が良いと思いました。 次のカットでは、 「カルト?宗教?ハーレム」などのテロップもあると良いと思いました。 タイトルの後に「マスコミの加熱報道?真実を求めて」などのテロップも入れても良いかと感じました。本当にあった出来事の前に、例えば、「東京からたどりついた博多で共同生活を送り続けている」などのテロップも、さらにわかりやすくする要素かと思いました。

グランプリは3/15(金)に発表!

いかがでしたでしょうか。
以上の中から、グランプリを1作品決定したいと思います!
グランプリを獲得した方には、なんと【 映画1年分】(ムビチケカード×12枚)をプレゼント。
気になる結果は、TBSドキュメンタリー2024の開催日である3月15日(金)に発表予定です。
お楽しみに!


『方舟にのって ~イエスの方舟45年目の真実~』

鑑賞後もあなたは、ハーレム教団と呼びますか?
1980年、東京・国分寺市から10人の女性が突如姿を消したと報道される。彼女達を連れ去ったとされる謎の集団「イエスの方舟」、その主催者・千石剛賢は、美しく若い女性を次々と入信させハーレムを形成していると世間を騒然とさせた。2年2ヶ月の逃避行の末、千石が不起訴となり事件には一応の終止符が打たれる。しかし彼女たちの共同生活は、44年たった今も続いていた。「宗教法人ではない」と語るその正体とは如何に!?
監督:佐井大紀 / ©TBS

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