ROMPA!!遊ぶ権リターン④「夏といえば」と遅れてきた主役
*この記事は解散発表前の11月末に下書きしていたものです。今は心境が違う部分もありますが、敢えて当時の書き口のまま公開します。
2枚目の議題は
第1ターン勝者のatさんから。
夏といえば「おばけやしき」通過。
私、夏といえば「お中元」通過。
田畑さん、夏といえば「夏季講習」
藤本さん、パス。
atさん、夏といえば「海外旅行」。
田畑さんと藤本さんが異議を唱えてディベート開始。
atさん vs 田畑さん。
…とその時、うちのインターホンが鳴った!
皆さんにも聞こえたようで、藤本さんの「あぁっ!」という声が響く。
急いで玄関へ。受け取って送料払って急いで戻る。
感慨深く開封したかったけど、それどころではない。急いで開けて、自分の手札を手に持つ。
私の準備を待っていただいて、ディベート開始。
atさん「長い休みが取れる夏にこそ海外旅行は行く」
田畑さん「海外旅行に行ける人は限られている。一方夏季講習を受ける受験生の方が多い。しかも海外旅行は正月ではないか?」
atさん「正月は帰省でしょう。受験生こそ勝負は冬では?」
と互角の闘い。
そこでふと、次の手番が私だということに気づいた。手札を見ると、走っているカードで「インターハイ」と言えそうだと思った。
これなら田畑さんの「夏季講習」に勝てるかもしれない。
atさんの言う通り、受験生の勝負は冬。しかも講習なんてつらいものは夏の思い出とはなりにくい。高校最後の夏に青春を賭けるインターハイ。それこそが生涯心に残る夏の思い出となるのだ…
…よし!この論ならもしディベートになっても田畑さんに勝てる。でも、「海外旅行」に勝てるかと言われたら微妙だ。…ということは、今の勝負で田畑さんに勝ってもらわなくては。
atさん、ごめん!
ディベートそのものは本当に五分五分だと思ったけれど、私は「ロンパ!」を田畑さんに挙げた。藤本さんはatさんに挙げた。
ルール上、あいこの場合は前者の勝利。田畑さんの「夏季講習」が残って、atさんのカードが手札に戻る。
私の手番。「インターハイ」。「おぉ…」という小さい歓声と共に通過。
ディベートにはならなかったので、「実はこのカードで田畑さんに勝てそうだと思ったから、さっきの勝負で田畑さんを勝たせた」と自白。ルール違反ではないらしい。
田畑さん「本当はROMPAやったことあるんじゃないの?」藤本さん「ROMPAが今来たっていうのは嘘で、インターホンの音も仕込みじゃないの?」と楽しくいじられて照れ笑い。
結局、他の皆さんがパスしたため、
「夏といえば、インターハイ」に決定。
「たばふじさんに会いたい」という純粋な気持ちはどこへ行ったのだろう。大好きな田畑さん相手に「先に勝たせておいて後からまくる」などと、ボードゲーマー丸出しになってしまった。
(つづく)
僭越ながら公開しました。