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GITADORA(PC版)を遅延無しで配信するために格闘していた

あらすじ


・GITADORA(PC版)の配信をしたい
・そのためにOBSに音声を乗せたい
・このゲームは音声出力に関してWASAPI共有モード排他モードを選べる
・共有モードだとOBSに音声を乗せられるが、無視できないレベルの入力遅延が発生する
・排他モードだと入力遅延なしで遊べるが、OBSが音声を拾ってくれない

目標


・どうにかして排他モードで遊びつつ、OBSで音声を拾うようにしたい

使ったもの


・オーディオインターフェース(TASCAM US-144mk2)
・外付けスピーカー(TASCAM VL-S3)
・3.5mm - 6.35mm二分配のオーディオケーブル

やりかた


1.PCの出力をRealtek high definition audioにする
(マザーボードのスピーカー端子から出力されるようにする)
2.マザーボードのスピーカー端子とオーディオインターフェースのLINE IN端子を上述のケーブルで繋ぐ
(PCからの出力をオーディオインターフェースに流し込む)
3.オーディオインターフェースのLINE OUT端子と外付けスピーカーを繋ぐ
(PCから流し込まれた音がスピーカーから出るようになる)
4.OBSの音声入力キャプチャで「ライン入力(TASCAM US-144mk2)」を選択する(このままだと音が小さいのでフィルタからゲインを選択し、目一杯引き上げましょう)
5.完成!

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だいたいこんな感じ。

補足

・音声はPCではなく、オーディオインターフェースに接続されたスピーカーから出力されるようになります。
・ヘッドフォンで聞きながら配信をやりたい場合は、オーディオインターフェースの出力とヘッドフォンを繋げばいい…はず。US-144mk2の場合RCAピンジャック2つから出力されるので、3.5mm(メス) - 2RCA(オス)の変換ケーブルがあれば使えるようになるはずです。
・更に自分の声を配信に乗っけたい場合はオーディオインターフェースのMIC INなどにマイクを繋ぐ。私はUSB接続のヘッドセットをマイク代わりに使っています。
・棒読みちゃんを同時に使う場合、棒読みちゃんの音声出力デバイスを上記のスピーカーとは別のものに設定を。(私はモニター内蔵スピーカーにしています)
・理屈上は同じ方法でWASAPI排他モードを利用している別のゲーム(IIDX INFINITASなど)でも同様に配信ができるはずです。
・これはUS-144mk2、つまりループバック機能を搭載していないオーディオインターフェースを利用したやり方です。ループバック機能がある場合はもっと簡単に構築できるかも…?
・もっと簡単な方法、安上がりな方法があれば教えてくださると幸いです



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