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学生との対話⑦ (小豆畑先生達が推奨する)在宅医療と連携した病院で働くために、どのような科を専攻しておくといいなどがありますでしょうか?

在宅医療に特化すれば、今までは総合診療医がむいているとか、内科医がむいいぇいるとか、私達のように救急医がむいているとか議論されていました。

 しかし、これから、在宅医療と病院医療の垣根は、どんどん低くなっていくことは間違いありません。2024年4月から始まる第8次医療計画の骨子の中に、在宅医療と病院医療の連携に関して責任を持って取り組む医療機関を選定することが行政(市や区など)に義務づけられました。

 そうなると、もう、在宅医療を行いたいから何科じゃないといけないというのはなくなっていくと思います。病院に全ての診療科が必要なのと同じに、在宅医療に全ての科が必要だからです。だから、是非、あなたが勉強したいと思う専門科を勉強してください。それが、病院でも在宅医療でも必ず患者さんの役に立つと考えます。

 

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