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精神的に閉じ込められていると感じるとき読む手紙

出口のない場所に閉じ込められている。
本当は考え方を変えれば、なんでもないことなのかもしれないけれど、どうしてもそう考えることはできない。
自分自身の「こうしなければならないんじゃないか」という気持ちに押しつぶされそうになってしまう。

そんなとき、なにも考えないでポーンとこの閉塞の中から出ていけたらどんなに楽でしょう。
立場や状況を全て捨て、過去の積み重ねもかえりみず、未来への期待や不安も持たずに歩き出していけるなら。
もちろん、あなたはそうしようと思えばそうすることができるエネルギーを持っています。

でももしもあなたがそうしないのであれば、それにはこんな理由があるからかもしれません。

「なにもかもどうでもいい!とかなぐり捨てて、好きなように歩き始めたら、結局自分の欲望は暴走し、それに押しつぶされたりもっと悪い状況に追い込まれてしまうのでは?」

あなたは自分の自由さを野に放ったら、とんでもないところに走っていって、きっと二度と捕まえることができない、と感じているのかもしれません。
そのために自由以上に大切にするべき価値観を持っていて、それを守っているのでしょう。

もしいつか、あなたの自由をあなた自身がコントロールする力を手に入れられるならば。
自分の欲望を暴走させるのではなく、あなたの価値観のためにその欲望の力を使えるようになれば。
そのときこそ、あなたは閉塞の外へ出ていき、自由を楽しむことができるようになるのではないかと思います。