天王星が牡牛座へ、84年ぶりにやってきた。

占星術のお話です。

3/6、天王星が牡牛座にやってきました。
これは84年ぶりのことで、これから７年間、ずっとここにいます。
天王星のようにゆっくり動く星は、個人個人への影響だけでなく大きな時代の流れを作り出します。

この星は「変革」を引き起こす星です。
牡牛座の世界で大きな変化を生み出しながら、天王星は７年を過ごします。

牡牛座は物質的な豊かさや、美しさの場所。
そうしたものの価値観が変わっていく時代。
世界を見て、触って、そこから感じるものの価値が変わる。

子どものころに、あなたが手で触れて楽しい、目で見て美しいと思ったものも、大人になって「感覚」以外のことを優先したために、見失った価値があるかもしれない。

頭で考えた「これはこういうものだ」という決めつけが作り出されていった。
例えば初めて赤いりんごを見たとき、まだ「赤い」という概念すらない頃に感じたりんごの色がありました。
でもやがて「りんごとは赤いものだ」という固定観念に縛られることで本当のりんごの赤が見えなくなってしまう。

感覚で味わったものに蓋をして封印し、忘れられていた感動が、天王星によってまた救い出され、喜びとしてあなたのところに届けられる。
みんなを縛り付けていた固定観念を天王星が壊して変えていく。

そのときにまだ「りんごは赤いんだ！」という観念に固執し、本当の「ものの価値」を見失ったらもったいない！