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【記録】トライアル2日目

全く食べない。しかし人は怖くないらしい。
ちゅーるをむりやり口元へ持っていくと仕方なしに舐める。
半分✖️2回
ウェットフードを本当に一口
ミルク5なめ 水5なめ 全部指で食べさせる。
しかしこれではカロリー10程度だろう。心配。
きっちゃんと眺めていた夜半は急にトイレはできた。半分は多分舐めて飲み込んだ毛だと思われる。心配。お食事中でしたらすみません。

静かにしていたと思ったら本当は相当外に出たいようで0時過ぎから夜通しケージの床を、鋼を掘るぶつかるの応酬を始める。

ルロー完全に参る。
ドアを開ければ血を見そうな猫と猫。
ならばとまるごと外にケージを出そうとして失敗。
我が家は狭いのである。しかし猫に快適にとケージは大きいものを選んだものでドアにつっかえた。

その暴れる新入りに五月蝿えとぶちぎれる先住猫の攻撃で木造アパート大波乱。
明日追い出されたらどうしようかと考える。
土下座して実家に入れてもらうしかない。

あまりの激しさに血を見るまたは生死を分けるのではないかとビビる人間。不眠になる。
体調不良に陥る。地獄。
誰も幸せじゃないことを選んでしまったのかもしれないと自分の浅はかさと不毛な自信に辟易して落ち込み余計眠れなくなる。
さらに、体調悪化。虚弱。

保護依頼主の方に早朝即電話することに。

どーんと構えていただいて。と言われる。
どーんてなんだろう。ヤゴより小さな肝で生きてきた私にそんなことできるだろうか。
ヤゴに失礼。というよりなんの比喩か不明。
眠れないのが嫌で卒業式の送別会すら途中で帰った私にそんなことできるだろうか。
不安。今日の夜も続く。

昨日の夜半はもう逃げ出したかった。
昼になれば自分の心も穏やかである。
正念場は夜である。
今日寝れなかったら数時間逃げる先の24時間施設はもう見つけてきた。数時間眠れれば耐えられる。
にしてもこの新入りちゃんがこんなにカロリー摂取せず水も飲まず排泄もせずに大丈夫なのか。
明後日まで同じだったら病院に連れていけと獣医さんにアドバイスをもらった。
丸3日は大丈夫らしい。
すごい。強いねえ。

先住猫が全面的になんでも前のめりな好奇心旺盛なとりあえずやってみる派で、今トライアルしている猫は石橋を、叩いて叩いて一歩進み、一度戻ってもう一回叩いて叩いて二歩進むか迷って一歩のところでもう一度叩いて叩いて、ようやく二歩目を出そうか考える、そんなタイプなので全くちがう。
私や猫のことを眼中にないのかと思っていたけどもしかするとそれどころじゃないのかもしれない。
ご心中お察し全くできませんがいたします。
させていただきます。

先住きっちゃんごはんトイレ問題なし。

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