ありふれた教室
映画「ありふれた教室」の感想です(ちょっと前に書いて放置してたやつ)
(福岡上映期間短すぎる…!)
論理的、いつでも口が立つこどもたち賢い、、「権利」を主張を盾にして自身の主張を押し通すのに、誠実性はないんかい。怖いなー。
正直ものがバカをみるって展開。最後の方とか、マジで観ながら呼吸が浅くなりました。。
先生〜😫
主人公の先生。かわいそうすぎたね。。
先生役の役者(Leonie Benesch さん)すてき。バレエしてたんかな。背筋綺麗だったな。スカーフルックも素敵だった。
賢くて落ち着いて頑張っている先生が、こんな環境で辛い経験をしたり、過剰なコンプラ意識?(色んな場合にリスクを考えちゃって、素直に行動できない思考)が根づいちゃう気がして、あぁ…ってため息つきたくなっちゃう。
オスカーママ! アカンよ。。
子供がかわいそう。
オスカーママは、やってないなら正々堂々としなよ、と思うけど、あの感じはやってたんやろなぁ。オスカーも最初はお金をどうやってか集めて、ジップロックに入れたり、パソコンを奪って川に投げたり、自身で解決しようともがいてたのがちょっとかわいそうだった。きっと親も信じたいし、学校では疑われるし、証拠もあるみたいだし板挟みだったんだろう。親は家でどんな感じだったんだろう…。
社会の縮図、学校
校長は臭いものには蓋のスタンスだったし、同僚も皮肉ばっかりで彼女の誠実さが削られていくのは苦しかったな。盗撮をした主人公が責められるのはしゃあないと思うけど、お金盗んだり、コーヒーコーナーのコインを掠めたり、ホントにバレなきゃいいのかって話だよねぇ。
現実では、バレてなければその人たちは責められないし、誠実にしていても1つアウトがつけばもう誰も信じてくれない世界。なんなんだよー。
それに火を注ぐ新聞クラブ、、あれはいかん。フェイクだし、オスカーママは話し合いはしないのに新聞クラブには情報提供してたんかいって感じで、めっちゃモヤる。。誰が悪いというかみんな責められることをやってて、、はぁ。
1人黒髪の先生が何となく味方をしてくれているのが救い。もうどうしようもない時はハグが必要なんだよ。私はヨーロッパにいた時に似たような経験をしたのでわかる。。となった。。言葉では言い表せないけど、あのシーンだけが救いだった。
やっぱ仕事なるとバウンダリーがはっきりするし人のドライな面が炙り出されるから、移民とか人種とかそう言った社会問題もみんなが常に晒されていて、追い風も向かい風もあってこれは解決策がなかなか見つからない問題だと思った。それが1番の原因ではなくても、トラブルの多少のきっかけとかモヤりが生じる原因になりがち。。確かドイツは移民の受け入れに積極的だからそういうトラブル・事件も結構起こってるし。。
最後は、オスカーはどんな決断をしたんだろうか。ルービックキューブが示していたのは、オスカーなりの解決策。きっと先生と話し合いをしたんだと思う。
でもどんな結果になっていても先生は責め立てられるし、生徒との関係も完全にこれまで通りとはいかないだろうなー辛いなーって映画だった。
スッキリしたいね...
最終的にこの騒動がどうだったかは映画の主題じゃないんだよね、映画を通してドイツ社会の縮図を突きつけた。でも観客としてはやっぱりスッキリしたいです。ぴえん。。゚(゚´ω`゚)゚。 でも観てよかったです。
以上。しっちゃかめっちゃか文章。読んでくれてありがとうございました!
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