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株式会社高速プレゼンツ テイラー・アンダーソンカップ2023 IN 女川

2023年6月17日(土)快晴。13時キックオフ。宮城県石巻市の英語指導助手で12年前の東日本大震災で犠牲となった米国人テイラー・アンダーソンさん(享年24歳)を追悼する女子サッカーの親善試合「チームテイラー対マイナビ仙台レディースユース」を女川町WACK女川スタジアムにて開催しました。

宮城県聖和高校出身の佐々木繭選手

チームテイラー は国内外で活躍する日本人選手および外国籍選手。JFAアカデミー福島、聖和学園高校、常磐木学園など東北ゆかりの選手多し。元日本代表を3人擁する豪華布陣です。

チーム<テイラー>

会場の宮城県女川町は2011年の東日本大震災で大きな被害を受けたところ。被災市町村の中でも被災率が高く約1万人だった人口が現在は6300人程度。昼間の交流人口を増やす施策を積極的に打ち出していて、1年前に女川スタジアムが完成しました。

ふらわ~しょっぷ花友さんのSNSより

会場につながる道の両側は女川駅前シーパルピア花友さんが百日草で飾ってくださいました。来場者さんが持って帰れるように花苗で。花言葉は「絆」「遠い友を思う」「いつまでも変わらぬ心」。テイラー先生やお空に行ってしまった人達を想います

開会式前とハーフタイムには、さくらバトンクラブ宮城の皆さんがかわいくて圧巻のパフォーマンス。運営は、仙台大学明成高校サッカー部「かけはしプロジェクト」の皆さんがお手伝いくださいました。みなさんへは、三陸石鹸工房KURIYAさんの石鹸ぽぷりとOnagawa Factoryさんのキーホルダーをお土産にご用意させていただきました。

試合前の交流会
ノボリや弾幕で会場も華やかに

試合は、拮抗した展開でした。前半はチームテイラーが重く0-0でハーフに入ったものの59分に失点。長い1本のパスに抜け出した渡辺心選手がきっちり決めました。テイラー側は5月にシーズンオフに入っている選手もいて前日に初めましての急造チーム。一方のマイナビは毎日一緒にプレーしているしU16代表帰りの選手が3人もいてかなり手強い。しかも27人全員ベンチ入り&出場で、次から次へとフレッシュな選手が入ってきます。

菅澤優衣香選手とマッチアップできてマイナビユースの選手達も嬉しかったことでしょう

しかしそこは、やはりプロ集団。70分には十川ゆき選手が不意打ちのミドルシュートで同点に追いつき、後半アディショナルタイムに佐々木繭選手が逆転ゴールを奪うという流石の展開でチームテイラーが勝利しました。

試合後は、解説の元なでしこジャパン山根恵里奈さんがチームテイラーの正木裕史監督をインタビュー。というか少しいじり気味。三菱重工浦和レッズレディースの正木コーチは福島の東電マリーゼ時代に山根恵里奈さんと一緒でした。

勝利した選手達の笑顔は最高です

大会の様子は、東日本放送さんにも取り上げていただきました。

試合の様子は、こちらをご覧ください。


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