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輪島の冬

東京から来られたお客様をアテンドしながら、久々に自分も冬の輪島の夜を満喫しました。

世界農業遺産である輪島の千枚田は、冬の時期だけ夜にライトアップされます。
元々は、観光客の少ない冬の時期に観光客を呼び込もうと始めたイベントですが、今は冬のほうがお客様が多いんじゃないの?と思うぐらい人気のスポットになっています。
日中に蓄えた太陽電池で灯すというアイディアも、さすがは世界農業遺産!
今年初めて見ましたが、やっぱり美しい。
海風が強く吹きつける寒空の下だからこそ、そのコントラストで幻想的な明かりが温かく見え、素晴らしい世界観です。

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そのあとは、ザ・ローカル居酒屋の「山海」にお客様をお連れして、今自分が一番食べたかった香箱ガニをひたすら食べました。
https://wajimanavi.jp/eat/introduce/sankai/

香箱ガニはメス蟹で、内側のミソと外側の卵を主に食べます。
メス蟹なので、乱獲を考慮して収穫時期が11月と12月に決められています。
1年でたった2ヶ月しか食べることのできない、この蟹。
この時期になると食べたくて食べたくて仕方ありません。
名前の通り、香りの詰まった絶品のカニを、お客様と無言で笑顔で食べました。
地酒も良かったです。

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そういえば、こんな香箱ガニの食べ方もありますよ!
香箱ガニと能登フグのリゾットです。
プリッとした能登フグの身に、蟹の濃厚なミソが絡み、口の中で豊かなハーモニーが繰り広げられます。
輪島は意外に天然フグの水揚げ量が日本一なんです。
まさに、輪島の絶品リゾットです。
こちらは、輪島のフレンチ、「ラトリエ・ドゥ・ノト」で食べることができます。
https://atelier-noto.com

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この時期の輪島は天気が非常に悪く重い空ばかりですが、食をメインに来られるなら、絶対に今です。

お客様と一緒に、地酒とカニを楽しみ、素晴らしい時間でした。
輪島にお越しいただいたことに感謝です。

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