田山貴紘

鋳物師と経営者。 400年続く南部鉄器の職人。日本文化の魅力再発見、継承、発信を目的に、2012年末、脱サラし東京から故郷岩手へ。父親は無形文化財鈴木繁吉盛久に師事し現南部鉄器伝統工芸士会会長。祖父はユネスコ無形文化遺産指定の早池峰神楽元長老。kanakeno代表。

田山貴紘

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職人1年目の僕が会社をつくったわけ

タヤマスタジオはいろんな人の支えのおかげで、設立9年目を走っているところです。 9年という年月は長いようで、伝統工芸業界においては短い時間かなと思います。 職人としてはようやく戦力として考えられる程度。一般の会社では2年目とか3年目とかにあたるような感じでしょうか。 そんな中で9名がタヤマスタジオに入社してくれています。有難い限りです。 「守破離」による暗黙知の継承 タヤマスタジオは、僕が脱サラして職人になった年、2013年の11月に設立しました。 伝統工芸の職人に

    • 伝統工芸に携わる生き方を選択したい人に届けたいので、南部鉄器職人がnoteを始めるという話

      「職人になるにはどうすればいいんですか?」 これ、現場にいると職人志望者やワークショップ参加者からよく聞かれます。 自己紹介が遅くなりましたが、南部鉄器職人をしているタヤマスタジオの田山といいます。 南部鉄器や伝統文化をアップデートしようとしているkanakeno(カナケノ)というブランドを運営しています。 どんなことをやっているの?というのはまた別のnoteに書くとして、まず今日はなぜnoteを始めようと思ったのかについて書いていきたいと思います。 話を戻すと、職人に

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