シェア
直也
2019年10月2日 01:50
駅から家、言い換えれば家から駅だけど、その道のりの素晴らしさは、地球と太陽の距離を浅はかに思わせるもので、命や歴史の尊さみたいな宇宙みたいに大きくて重いものがまとわりついてくるのをすり抜けるような雰囲気で、歩いていると本当に家に帰れるのか、駅につくのか、と不安になり、それが日常の問題とは全く違う大きなものと対峙しているようで、楽しくなる。この道のりの情景は、地面を覆い尽くすコンクリートと等間隔に並