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東京タクシードライバー。日勤のメリットと注意点

東京のタクシードライバーになって5年目のげん太です。
本日は『東京タクシードライバー。日勤のメリットと注意点』を現場のタクシードライバー目線で話していこうと思います。もともと私は隔日勤務でスタートして、昼日勤の経験もあります。今は経験を積むために夜日勤を行っています。タクシー乗務員として全ての勤務体系・シフトの経験があるので、今回は日勤のメリットや注意点をお伝えしますね。<拡散歓迎です>

隔日勤務に抵抗があるよ…不規則な勤務体系が不安。だけどタクシードライバー職には興味がある。そんな人向けです。最後には日勤の注意点も書いています。よかったら最後まで読んでください。


【メリット1】毎日家に帰ることができる

毎日家に帰ることができるという点は大きいのかなと思います。タクシードライバーの求人を見てみるとほとんどが隔日勤務の募集です。隔日勤務の実態は1回の出勤で2日分働く…つまり家に帰れない日が出てきます。(厳密に言えば次の日の朝等に帰宅)家族や子育て、ペットや介護など手のかかる用事が定期的にある人には大変な働き方と言えます。「昼日勤では夜」「夜日勤では朝」毎日家に帰ることができるのは当然と言えば当然ですが、タクシードライバーをしながら毎日家に帰ることができる人は珍しいです。

【メリット2】稼ぎ方の特長がはっきりしている


日勤は稼ぎ方の特徴がはっきりしています。昼日勤は「安定」夜日勤は「高収入」です。それぞれ具体的に言うと、昼日勤はお客さまの絶対数が多いので、無線も鳴りやすく安定した収入になります。現状東京では額面月収30~40万円程度になると感じます。一方、夜日勤ではお客さまの絶対数は少なく、無線も鳴りませんが一本の単価が大きいです。お客さまを獲得するスキルが高い乗務員は稼ぐことができます。私の周りでは夜日勤で稼いでいるドライバーの額面月収は50~80万円程度です。私の先月支給額は60万円程度でした。夜日勤は接客難易度が高くなります。また流しのスキルがないと歩合給で昼日勤以下になることから、未経験の方には厳しく最初は隔日勤務or昼日勤からスタートするのが良いと思います。

【メリット3】規則正しい生活を送ることができる

日勤は毎日家に帰れること、1勤務の勤務時間がそこまで長くないことから規則正しい生活を送ることが可能です。休憩時間も必ずしも仮眠せずに仕事をすることができますし、食事も一日二回は家で取ることができます(隔日勤務だと食事を家で取ることができない)そういった意味で規則正しく、健康にも優しい働き方なのかなと感じています。

【メリット4】身体への負担は少ない


車の中で長時間同じ姿勢で固定されることで引き起こされる腰痛や肩こりですが、昼日勤、夜日勤では感じにくいと思います。(多少はありますが、隔日勤務よりずっと楽)休憩時には車外でストレッチをするなど皆工夫をしているかと思いますが、日勤の方が体への負担が少ないのかなと思っています。

【メリット5】家族や友達と予定を合わせやすい


家族や友達と予定を合わせやすいとも日勤のメリットです。昼日勤であれば夜や休日が家族と同じライフサイクルで生活をすることができます。夜日勤であれば、お昼の平日の用事やランチ、休日を楽しむことができます。それぞれ1日単位でしっかり休みが取れるので隔日勤務の明休、公休といった休み方を気にしなくていいのはメリットだと感じました。

【注意点】洗車、納金、通勤の回数が隔日勤務の倍ある

洗車、納金、通勤の回数が隔日勤務の倍「も」あるのか〜。辛いな…と思うのが本音での注意点です。なぜならタクシー乗務員にとって洗車、納金、通勤は全くお金にならないからです。歩合給なのでお客さまを乗せてメーターをまわさなければ基本的に仕事の対価としてのお金は発生しません。会社の言い分として時間給つけているとか色々ありますけど、現場ベースでは洗車、納金、通勤に関しては実質無賃です。通勤費も支払われないことが多いので実質赤字補填をしています。それが隔日勤務の二倍あります。このような環境にあまり慣れてはいけないのかなと思っています。

本日は『東京タクシードライバー。日勤のメリットと注意点』を記事に書きました。隔日勤務より日勤が向いている人は案外多いと思っています。また日勤の方が家族の理解は得られやすいです。

最初は隔日勤務でスタートして仕事を覚えたら、より柔軟性のある働き方を選べることもこの仕事の魅力です。

最後まで読んでいただきありがとうございます。

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タクシーちゃんねる・げん太でした。
また次の記事でお会いしましょう。


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