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アルバイトに賞与無し!

皆さんこんにちは!

元アルバイトに賞与無し!と言うニュースが話題になりました。皆さんはこのニュースを聞いてどうお考えになられました?

自分は先ずタイトルを見て「アルバイトに賞与無し」うん、そうだよね?と何の疑問も抱きませんでした。ではこのニュースでは何が問題視されているのかと言うと、政府が掲げている「同一労働同一賃金」との整合性が問われていた裁判だったと言えると思います。

同一労働同一賃金と言うスローガンは分かり易く国民に浸透するかもしれないと思いました。しかし、自分は同一労働だったかどうか?の判断はとても難しいですし、そもそも雇用者と被雇用者は雇用契約を締結しているはずなので雇用契約書と照らし合わせて考える事が妥当では無いか?と思いました。

雇用契約締結時に賞与があるか無いかは確認するべきことであり、退職後に訴訟を起こして権利を主張するのは横暴だと思います。これがまかり通るならば経営者がアルバイトを雇用する事に委縮する圧力になってしまうと思います。

最高裁の判決はあくまで職務内容が正規職員と相違があった事を認定した物のようだけれども、契約の自由の原則を鑑みても司法が扱うべき案件では無かったと思う。

労働法制で今求められているのは解雇規制の緩和による労働市場の自由化だ。政府の介入をさらに強める方向での改革は自由市場を委縮させる大きな要因になる恐れがある事を忘れないようにしたい。


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