学校では教えてくれない税金の話✨

 お疲れ様です。

 私たちの生活は税金とは切っても切り離せません。
例えば、お店で物を買えば消費税を払いますし、お給料からは所得税住民税が引かれているし、会社の儲けには法人税、車には自動車税、家には固定資産税がかかります。
 現在日本には約50種類の税金があるといわれています。

また、日本国憲法では、納税は国民の義務とされています。

日本国憲法第30条
「国民は、法律の定めるところにより、納税の義務を負ふ。」

 では税金とは一体何かということなのですが、税金は「私たちが国や都道府県、市町村に出し合う社会の会費みたいなもの」なのです。そして、これらの税金は国が勝手に課しているわけではなく、税法という法律に基づいて課されています。

日本国憲法第84条
「あらたに租税を課し、又は現行の租税を変更するには、法律又は法律の定める条件によることを必要とする。」

そしてこの法律は、国会で国会議員が多数決で決め、国会議員は私たちが選挙で選びます。つまり税金のルールは間接的ではありますが私たちが決めているということになります。

 使い方の良し悪しはさておき、国に納められた税金は様々な公共施設公共サービスに使われています。
 例えば救急車一台約26,000,000円もするそうです。また、近年では消費増税がありましたが、一方では保育料が無償化されました。
 もし、税金を払わなくてもいいよっていう国や町があったら、道路は穴だらけ、ごみ収集もない、消防車や救急車は有料かもしれないですね。

 普段意識することはないですが、この機会に税のあり方や使い方に目を向けて、低負担低福祉の国がいいのかヨーロッパ諸国のように高負担高福祉の国がいいのかなど考えてみるのも面白いかもしれないですね。







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