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ヴィクトリアマイルレビュー📖

こんにちは。ヴィクトリアマイル、ソダシすごかったですね。そして私の本命ファインルージュも強烈な印象を残して2着と惜しい結果に。今回は豪華なメンバーが集まったレースとあって、明暗もそれぞれ分かれましたが、こんなレースこそ学びが多いですかね。今回も来年に繋げるべく、ポイントを整理しながら振り返りたいですね。

予想と見解のメモはこちらの記事

復習のポイント

①ソダシを推したポイントとSS系の取捨
②ファインルージュから考える精神力と鮮度
③レシステンシアの強さ
④ソングラインの見せた根性
⑤逃げられなかったローザノワールの解放の威力
⑤デアリングタクトとラヴズオンリーユー
⑥アカイイトの逆襲
⑦レイパパレの脆さ
⑧ディヴィーナの兆し
⑨その他

①ソダシを推したポイントとSS系の取捨

SS系はその破壊力がやはり魅力で1発には毎度期待したくなります複数SS系がいる中でずばりこの馬を推した理由は、この馬が豊富な量とその他のSS系の馬より疲労、ストレスが少なく、ダートからのショックとてんこ盛りオプションだっだからです。
連荘が途絶えたオークス以降は、本当に気分屋な側面をみせて予想するにも大変でしたが、ただ、たしかなことはこの馬がしっかりと量があることでした。オークスの東京2400ではダメ、秋華賞の阪神2000もきつかった、チャンピオンズCの中京ダ1800もきつかったとなりましたが、フェブラリーの東京ダ1600で兆しを見せたことでこの馬の量のレンジが概ね定まりました。個人的にはここが大きかったですし、今後この馬を考える上で重要だと思います。もちろん今回は、メンバー中では上位の量でした。あとはそこに賭けてもいいオッズとの相談でしたが、一方で、今回に関していえば、疲労もストレスもなくダートからの変化も加わる局面でしたので、同じSS系のレイパパレやレシステンシアより上位に評価できました。
オークス、秋華賞、チャンピオンズCと本命にしてこの馬の難しさを知りました。そして今回、改めて闘争心は強いタイプでその破壊力と脆さを両方兼ね備えていると思いました。ただ、これまで随分振り回された分だけ今回は和解できた印象ですね。

②ファインルージュから考える精神力と鮮度

ファインルージュは強烈な印象を残してくれました。いい闘争心と精神力をみせてくれて、何より今が生涯におけるエネルギーの充実感に満ち溢れた状況、つまりは鮮度があるところをみせてくれましたね。やはり前走、前々走あたりの挙動を見ながら、いい意味で裏切られたと思いましたし、その分今回、量も最上位で仮定できました。その上、精神面では去年のマジックキャッスルの集中したイメージで、ここのタイミングで狙い撃ちできたところは全く後悔はないですね。今後、能力のピークアウトがくるのかもう一段階上がるのは定かではありませんが、人気との相談で静観しようと思います。少し抑揚をつけて集中してくれると楽しみはありますが。

③レシステンシアの強さ

予想ではSS系で400の延長の負荷をどこまで精神力で乗り切れるかが重要と考えてましたが、最後までギリギリで頑張る挙動には素晴らしいものを感じました。正直、調教後の馬体重がどこまで信頼できる数値か定かではありませんが、20キロ程度絞っているんですよね。その中で前目であの走りをするわけですから、精神力の強さに他なりません。正直驚きました。今後もこのマイルもこなせる量を武器にスプリントG1をとってほしいですね。この馬の強さは、やはり闘争心とそれを支える強い精神力だと再認識しました。

④ソングラインの見せた根性

得意手前の関係でムラがあるようにも思えますが、この馬の強みも闘争心と精神力で、SCなんですよね。予想でも書いた通りこの馬、抜け出してフワっと手を抜くクセがあるので、競り合いになったほうが面白いんですよね。今回は得意な舞台であろう東京マイルでしたし、相手関係から見ても量は上位でかつ上位メンバーで拮抗していたので、競り合いになれば、この馬の集中力のような部分が見られそうでとても楽しみでした。結果は展開のアヤあるので5着となりましたが、スムーズじゃないところから最後3着争いまで追い込んでくるあたりは素晴らしかったです。いい走りを見れました。この馬も充実している感じはするので今後は人気との相談ですかね。

⑤ローザノワール苦から解放の威力

正直この馬の激走は全く予想できなくて驚きました。近走の逃げ逃げときたところ、前走逃げられず、苦からの解放でしょうか。あるいは、格のあるレシステンシアがやや蓋をしてくれたかたちも功を奏したでしょうか。まあ複数の要因が重なって、大きなエネルギーをうみましたが、最低人気でしたし、これは勉強になりました。天晴な走りでしたね。

⑤デアリングタクトとラヴズオンリーユー

デアリングタクトってまあL系という言葉で片付ければそれはそれでいいのですが、やはりオークスの走りであったり、この馬の強い精神力、集中力のようなものを感じていました。同様な馬がラヴズオンリーユーでL系やディープの鮮度といろいろと言われていましたが、個人的にはこの馬の集中力が好きで、最後に明らかなC系の走りを見せてくれたときは嬉しかったですね。とまあ、思い出話はどうでもよくて、どうしてこんな話をしたかというと、2020年にラヴズオンリーユーも同じ1枠1番でマイルの速さに戸惑いながら、頑張ったレースと重なったからです。さて、デアリングタクトの今後が非常に気になるところです。まあ怪我ばかりはどうすることもできないですが、この馬の豊富な量と強い精神力が結びついた走りがみれないか密かに期待してみます。

⑥アカイイトの逆襲

個人的に期待はしていましたが、やはりS不足というかそう簡単にはマイルの流れには対応できないですよね。一方でその豊富な量と精神力のある走りはしっかりみせてくれたので、この馬の量のレンジがハマる、延長の臨戦ですよね。このマイルの経験を活かして、うまくエネルギーを爆発させてくれれば楽しみですね。

⑦レイパパレの脆さ

SS系で短縮臨戦で量も豊富でしたし、ここはと思わせるところでしたが、予想でも書いた通り、前走のエネルギーの放出が大きすぎましたかね。まあスタート躓くアクシデントもありましたが、それでも最後の投げ出す感じを見ているとやはりきつかったのかなと思いました。大阪杯がなければ面白かったかもしれません。しっかり休んで、天皇賞秋で逃げてSS系の1発を見せてくれませんかね。

⑧ディヴィーナが見せた兆し

着順こそ11着でしたが、スタートからいい闘争心でまあコントロールも大変そうでした。個人的にはこのエネルギーはとても魅力的なのでうまくコントロールすれば楽しみはあると思っています。正直、後方からそれなりの脚を使っておわるのは微妙だったのですが、闘争心の空回りをみれて良かったです。

⑨その他

マジックキャッスルは去年とは別の馬のような感じでレース前に感じた違和感がそのままでしたね。

クリノプレミアムは流石に疲労がきちゃいましたかね。いい闘争心の分だけ激流の中に入ってきつかったですね。いっそ流れの外の逃げが良かったかもしれません。

ミスニューヨークはやはりオプション待ちでしたか。馬場が渋ってくれた方が楽しみでしたね。

アンドヴァラナウトは輸送が苦手なんですかね。ちょっと馬体重の変動が大きくてかわいそうでした。一方でやや覇気のようなものがなくなりつつある?

最後に

今回はファインルージュと強さを見れましたし、そしてずっと振り回されたソダシと少し和解できていい思い出になりましたね。



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