有馬記念👑

今年も残すところ僅かとなりました。冬至も過ぎて寒さも厳しさを増すばかりです。さて明日はいよいよ有馬記念ですね。有馬記念は中山2500と闘争心、集中力、体力、パワーなど総合的な能力が求められると思います。如何に万全の状態で望めるか、疲労やストレスの有無などしっかり見極めて考えていこうと思います。それでは予想です。

Prediction and Discussion 

◎ラヴズオンリーユーSM

闘争心、体力、パワーのあるディープ産駒の牝馬で総合的にまとまっている感じもあるが、ここ1番の鋭い闘争心と集中力がある。鮮度で走るという感じというより、叩きながら集中するタイプとみる。秋初戦の府中牝馬Sを軽く凡走して、迎えたエリ女では本命にしたが、もう一つ乗らず3着、ならばここでさらに上積みしてきたところを狙いたい。しかも内枠を引いて条件は整った。オークスで鮮やかにクロノジェネシスとカレンブーケドールを差し切って、量系の鮮度ディープぽい印象が強いが、このときはまだこの馬の本質は見えていない。しかし、オークス以降、故障や海外遠征がうまくいかず満足のいくかたちでレースを迎えられなかった。本来この馬は闘いながら闘争心を乗せて、集中していくタイプだと思っており、それがオークスの勝利につながっていると思う。尊敬できる方に意見交換させてもらい、この馬についてしっかり見直せた。感謝したい。また、ここで走らなくてもそれもまた一つ知識が増える感じがしてよい。自信の本命だ！

◯クロノジェネシスSM

闘争心主体の馬で負けん気、しぶとさのような闘争心が強い、だから強い。能力面では、3歳春のクラシックで見せた鋭い脚力。3歳秋以降は馬体を増やして肉体改造したかのような持ち前の脚力にパワーと筋力のスタミナが加わり、その分だけ速い脚を長く使えるようになったか。決して、パワーのいる馬場だけで強いという感じではなく、速い馬場でも速いスピードが長く使えると思う。まさに変幻自在。まあ人間でもいるんですよ、1500とかの速いスピード勝負強いかと思ったら10000も走るスタミナあるのかよと。能力的に優位な上に精神的に強いが故だと思う、ただ本質的には得意なほうはある。
話が逸れたが、クロノジェネシスも同じで本質的には宝塚記念等のパフォーマンスだと思う。スピードでアーモンドアイと対等に渡り合って、今回は自分の得意なカテゴリーにやってくるので負けられないか今回中山の馬場はかかっており、パワーを要求される部分も多いに合う。シンプルに強い。

▲カレンブーケドールSM

この馬についてはいろんなタイプ分けがあって面白いが、私は闘争心主体のまとまりだと思う。ラヴズオンリーユーそしてジェンティルドンナと同じタイプとみる。長距離G1で良績をおさめて馬体のあるタイプはこのくらいしか見当たらない。だからつよい。さて、カレンも強い闘争心に体力、パワーのあるディープ産駒の牝馬で鮮度的なところはあまり必要とせず、叩きながら闘争心を乗せて、集中していくタイプとみている。オールカマーを闘争心で抑えようとするも凡走、ジャパンCも3強にあと一歩のところまで迫り凡走、ようやく叩き3戦目の舞台が整った。オークスのときに叩きながら乗っていったイメージと重なる。非常に楽しみだ。一方で馬体重が増えてくると思われ、絞って集中力とキレで勝負して欲しい場面でもあった。しかしながら、おそらく生物的なあれで冬支度による体重増も考えられ、体力がつくパターンと思われる。そして何よりこの馬もやはり変幻自在性を待ち合わせており、今回の舞台ではうまくLCぽく変貌してくれる感じがする。相手レベルから考えて押さえ込めると思い3番手評価。

▲ブラストワンピース LC

今の中山のパワーのいる馬場で浮上。冬になると走る。パワーのいるコースで走る。自分も夏のレース暑くて自分の得意なコースでも全くタイムが出せないのを知っている。冬になると別人かと言われるくらいタイムを、叩き出す。きついのはコースの起伏だけじゃない。太陽が敵。そんな時だってある。この馬も暑さで集中力や闘争心が削がれたタイプに見えて他ならない。この馬の好走パターンは？坂のあるコース？パワーがいる？いや、それだけじゃない、気温だ。だからこの人気落ちは違和感である。得意な坂のあるパワーのあるコースで冬のレース。宝塚記念と明確に違うのは気温だ。突っ込んでくるぞ。これも3番手評価。正直どっちがというのがなかったので並列した。

######## 以降、紐で警戒 #########

△フィエールマン

これは前走すごい突っ込んできて、ストレス疲労を残した感じはする。ただ、秋は軽い東京2000しか走っておらず、これで致命的に凡走するレベルの馬でもないと思う。それなりにまとめてくると思うし、それだけの能力もあると思う。個人的には2,000でスピードつけてからの2500への延長で、ディープとしてはよい臨戦、またこの馬も馬体増やして、体力パワーをつけてやってきそうで一定の警戒はしたいので3連系買うなら消せない。

△バビット

逃げられなかった逃げ馬でラジオNIKKEI、セントライト記念を圧勝しており、闘争心、集中力は警戒したい。大逃げなら怖い。スロー逃げなら圧力にやられる可能性も。

△クレッシェンドラヴ

中山コース替わりでやはり警戒したい。内枠、ステゴ産駒。警戒したい。

消ラッキーライラック

ラヴズオンリーユーを評価したのでおのずと消しと。秋はエリ女で完全にルメール騎手に出し尽くされた感もありここでは疲労等もあるので最後のレースであまり無理はできないだろう。ラストランを怪我なくゴールして欲しい。

正直上位にあげたラヴズオンリーユー、クロノジェネシス、カレンブーケドール、ブラストワンピース これらを軸に考える予定である。楽しみですね。