中山記念、阪急杯レビュー📖

こんにちは。2月が終わりましたが、毎度調子を落とす2月でもなんとか調子をキープできました。色々とうまくハマっているなと思いつつ、継続して続けられるように楽しんでいきたいですね。さて、中山記念と阪急杯を予想しましたが、中山記念は割と想定通りに決まったかなと思いつつ、阪急杯についてはちょっと考えが甘かったかなという印象でした。この辺り復習しながら修正したいですね。

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1. 中山記念

開幕馬場で前が止まりづらい条件ではあったが、パンサラッサが同型の馬を置き去りにするかたちで逃げて、そのままゴール。1800という距離+軽い馬場というのも絶妙にハマったかなと思いつつ。

1着▲パンサラッサSSC(L)

強い闘争心の威力を見せつけましたね。前走G1有馬記念で2500の冬場馬と量の限界にチャレンジして弾かれたわけで、そこからの短縮、そして開幕馬場の解放は大きかったですね。また1800という距離がこの馬にとってやはり絶妙でこれが2000や2200だとまた違うと思いますし、1600になるとスピード系の馬が台頭してくるのでまた異なるのかなと思いました。いずれにしても、この舞台そして量と強い闘争心がうまくマッチしたレースでしたね。

2着◎カラテSC(L)

絶賛集中の状態で、ここは崩れづらいと思いましたが、いい闘争心と量で横綱を仕掛けました。しかし、本当にパンサラッサがドハマりしたのでこれはしょうがないですね。あとは気になっているのはやや闘争心に任せた力みが消えてきて、量に任せた研ぎ澄まされた走りになってきているところですね。格上げの舞台で楽しみですね。しかしながら、ここにきて転厩は気になりますよね。これが馬としてどのようなリズムを与えるのかですね。馬体重はこのままか軽く絞れば、いい集中状態であるといえるのかなと思います。

3着アドマイヤハダルSC(L)

まあ予想よりも頑張ったかなと思いましたが、優等生らしい感じですね。得意の速い馬場でしたし、そこでカラテに飲まれているのでそのあたりは完敗なのかなと思います。このあたりが上限だと思うので、あとは相手関係を見定めながらかなと思いました。

4着ガロアクリークLC

復調の兆しがあるかもしれませんね。ノーマークのところから淡々と量で持ってきたイメージでした。もう少し、馬場が荒れたり、スタミナを問われる場面で、量を活かしながら飲み込むシーンがみられるかもしれませんね。淡々といきたいので、スピードを殺されない外枠や、逃げの競馬で妙味があるかもしれません。次走はもう一段上げる可能性があるので、注意したいですね。

5着ウインイクシードSC(L)

いい精神力と闘争心があるのですが、相手が悪かったですよね。量で弾かれた感じです。8歳という中でよく頑張っていると思いました。今後は相手関係を見極めながらですかね。

6着ヒュミドールSL(C)

今回はペースが流れると思いましたので、量を活かしてマイペースで走るこの馬には難しいと思いました。体感でゆっくり感じることがこの馬にとっては重要です。したがって、ハイペースを経験した次走は非常に楽しみがあります。延長が理想ですが同距離でも今回が速かったのでなんとかなるかもしれませんね。そう言った意味では次走注目しておいて損はないですね。あと、デムーロさんのように量を存分に活かしてくれる騎手であれば尚よいです。

7着ダノンザキッドLCK

まあほぼ予想通りでしたね。しかしペルシアンナイトの中山記念にほんと似ていましたよね。川田騎手が「中山にいやな記憶が残っているのか…」とおっしゃっていたようですが、単純な休み明けの寝ぼけのターンかと思いますし、タイプ的に淡々と自分のリズムでズドンのタイプなので、あのようにS(闘争心)付加をしてしまうようなまくりをして、気分を損ねたのではないかと思います。この馬は中距離をこなすしっかりとした量があります。それは、これまでの実績の通りです。そして、間隔を詰めて一段集中して上昇するタイプです。東スポ杯→ホープフル、富士S→マイルCSですね。そしてこの集中を見極める上で重要なのは馬体重ですね。おそらく520(±6)前後がこの馬の理想なゾーンだと思うので、そのあたりで間隔を詰めて出てくるようであれば狙ってもいいのかなと思います。皐月賞で崩れたのは馬体重が示す通り、体調がおかしかったからだと思います。さて、ペルシアンナイトはこの後、馬体重を少し増やして大阪杯で好走しました。いいローテですよね。なのでこの馬もそれが理想だと思います。このハイペースの経験は必ず生きると思いますので、できれば間隔を詰めて少し延長の2000のレースに来たら個人的に期待したいと思います。リズムは乗ってきたと思いますよ。

12着〇マルターズディオサSL(C)

ちょっと気持ちが死んできたようにも思えますが、一つあるとしたら距離短縮ですかね。単純に量で足りなくなってきているので、そこを賄える舞台に変更したほうがいいかもしれませんね。


2. 阪急杯

ダイアトニックが勢いよく飛び出して、そのまま先頭に立ってしまう躍動がすごかったですね。レースは淡々と流れましたが、その中で集中力のある馬が抜けてきた印象でした。しかし、ダイアトニックは一旦下がってまた内から抜けてきて、以前の集中力が戻ってきましたね。

1着▲ダイアトニックSC(L)

いい闘争心と集中力があってこのリズムまま高松宮記念に行くとなると楽しみはありますね。前走の京都金杯が1800の質だったので、ここでは短縮して前に行ってかなり余裕があった印象ですね。しかし、岩田騎手による馬づくりはすごいものがあります。ケイデンスコール、テイエムサウスダン、一挙の連荘期を作る感じですね。さて次走ですが、これは相手関係が非常に大事かなと思いました。今回の相手では抜けていましたが。。。あとは馬場も考慮したいですね。しかしながら何度も言いますが、この集中力と闘争心は武器になります。

2着トゥラヴェスーラCL

休み明けでやや寝ぼけるかと思いましたが、内枠がききましたね。いい躍動感でした。集中状態でいますし、次走も内枠を引ければ、ロスなく回って楽しみはあるのかなと思いました。

3着サンライズオネストSC(L)

しっかりとした量があって間隔を詰めての集中での一段上げだったんですかね。これはうまく評価できずに反省でした。いい闘争心があって我慢もきいていますので、もう一発あってもいいのかなと思いました。これも本番内枠を引いたら楽しみがあります。

4着リレーションシップSC(L)

いい闘争心と量がありますし、しっかりした精神力もあって、スタートポンと前に出て良かったんですが、道中で遠慮したところがもったいなかったかなと思いました。量を活かしながら前目で押し切る方がハマりそうで、鞍上が変わってまたは少しタフな馬場でチャンスがあるかなと思いました。あとはスムーズな方が力を発揮できる可能性があるので、東京コースなど広いところでハマりそうですね。

5着グレイイングリーンSC(L)

絶妙に優等生で突き抜ける感じがないので、弱い相手にオラつくところがあっていると思います。ここからのダウン戦で鍛え直して覚醒するところを待つか、そこで狙い撃ちするかですかね。

6着ミッキーブリランテSL(C)

勢いのあった時よりはいくらかピークアウトした感じはありますが、現在地はこの辺りでしょうね。この馬も相手関係を見ながらになるかなと思います。

7着○グルーヴィットSC(L)

ちょっと下げられてロスがありながらも持ち前の精神力でそれなりに走ってはきますが、闘争心の勢いのようなところがやや衰えたのかなと思ってしまいます。期待があっただけに少し残念でしたね。

8着△タイセイビジョンLC

ちょっと最後の躍動感に濁りがみられ、これが疲労によるものかは定かではありませんが、次走馬体を絞って一段の集中には期待できるかなと思いつつもやはりちょっと短距離への闘争心やスピードが弱くてハマらないところがもどかしいですね。となると高松宮記念ではトラックバイアス次第という感じで、量がどこまでかわかりませんが、この速いレースの経験を活かして、直線の長い1400の京王杯やマイルで面白いかなと思ってしまいます。やはり、今回のようにガシガシ途中でまくるよりは自分のペースでズドンですね。カテゴリーは違いますが、ダノンザキッドのところと同じですね。

10着エイティーンガールSL(C)

この馬まだ強い闘争心がありますし、抑えられながら大外ぶん回されて目立ってませんが、トラックバイアスが味方したり、パワーを要するところでの一発は要警戒しておいたが良さそうですね。次走以降も注意したいです。

13着◎ヴィジュネルSL(C)

闘争心は見せたのですが、量で弾かれましたね。修正します。また。これはあっさり投げ出しましたし、ちょっと見誤りました。前走は距離で苦だと思ったのですが、根本的にレースに飽きたのでしょうか。少し立て直しが必要な感じですね。前走距離で苦だったとしてももう少し粘っても良かったかもしれませんね。あとは手前の関係で右回りで苦痛を味わった可能性があり、おそらく次走は左回りになるでしょうからそこ次第ですね。

最後に

中山記念も阪急杯も復習をしてみて気になる馬がちらほら。今後の動向が楽しみですね。

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