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結果よりも過程が大切

もしかしたら結果の方が大切だと思う方もいるかと思います。あくまで私の経験上感じた事なのでご了承下さい。

もし受験に落ちたらそれは過程ではなく結果が全てなのでは?と思いますよね。当事者であれば尚更思いますよね。綺麗ごとだと。
ですが、人生はその一瞬の時だけでしょうか。高校受験に落ちてしまったら生きられない。という世の中であれば結果は大切です。しかしそんな事はありません。生きていけるのです。
その時は落ちてしまいどん底にいる気持ちになりますね。ですが落ちてしまった理由があるのです。自分の足りなかったもの、その先の人生を改めて考える機会になります。

スポーツの世界ではもっと厳しい環境がありますね。私はバスケをしてきました。どれだけ辛く厳しい練習をしてきても全国で一度も負けないで引退するのは1チームだけ。
負けて悔しいと涙を流すチームの方が圧倒的に多いのです。しかし負けたからとずっと引きずる事ってあまりないですよね。
それは自分が出来る精一杯の力で練習を行ってきたから。後輩達へ清々しい気持ちでバトンタッチできるのです。そして新しい道へと進みます。

誰でもその時は分からないものです。
あの時辛い事を乗り越えてよかった、あの時乗り越えられたから今度も乗り越えられるなど後々頑張った過程を思い出します。それは何年後か何十年後かはわかりません。
私は社会に出た時に思いました。あの時の辛い練習環境が私を強く芯のある人間性を育ててくれたと。私の同期や先輩は口を揃えて、あの練習に比べたら仕事で何があっても乗り越えられると言います。

受験に合格したから、全国で1位になったらからと言って素晴らしい人生になるとは限りません。
それまでの道を自身がどのように歩んできたか、そしてそれが何を学んで、何をつくりあげてきたのか。私は過程を大切にする事で様々な結果に繋がっていくと感じました。

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