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牡牛座として生きてゆく

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牡牛座として生きていくと決めた私の、有事の選択や、これからのライフスタイル。五感に長けた牡牛座としての生態や、お気に入りの物をしつこく愛でる習性についてなど。
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#迷走

牡牛座として生きてゆく

選択肢の中から、どれかひとつを選ばなければならないとき。理屈的に正しそうなものと、なんとなく気になるもの。どちらを選ぶべきか、いつも迷って動けなくなる。 何年か前、たまたま手に取った鏡リュウジさんの著書『牡牛座の君へ』の中に、その答えはあった。他にも人生で迷いがちないくつかのことに、指針と染みるような心地良い言葉が添えられている。 この本と出会ってから私は牡牛座として生きてゆこうと決め、『牡牛座の君へ』は聖典となった。   * ブッダ、アドラー、ポジティブ、感謝、日頃

「気になる」をたどりながら、どこかで私は答えを得た

「きっかけのイスラーム」で記した、あの不思議な感覚。あれほど私の心を動かしたものの正体を知りたくて始めた、「気になる」をたどる思想の旅。 『コテンラジオ』オスマン帝国シリーズでの「イスラーム」を皮切りに、「倫理的ビーガン」や仏教の「自他平等」などなど。気になる方向へ流れては、納得したり違和感の正体をつかんだりと、自分なりに決着をつけながらここまで来た。 その結果―― 今はオスマン帝国シリーズを聞いても、なぜか前ほど気にならなくなった。 ということは。 「気になる」を旅し

天の祝福

イギリスの人気番組『ブリティッシュ・ベイクオフ』。アマチュアのベイキングコンテストで、イギリスでは社会現象にもなったとか。私も大好きで、シーズン7まで毎回録画し、何度も繰り返し見た。 (『Dlife』はとても良いテレビチャンネルだったのでできれば復活してほしい) どのシーズンもファイナルは特に好きで、優勝者の発表は私も固唾をのんで見守り、最後は拍手で称えながら涙したものだった。 最近Eテレで再放送されたシーズン1のファイナルは、なぜかとても、私の心に刺さった。 優勝者発