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牡牛座として生きてゆく

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牡牛座として生きていくと決めた私の、有事の選択や、これからのライフスタイル。五感に長けた牡牛座としての生態や、お気に入りの物をしつこく愛でる習性についてなど。
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#理性と本能

牡牛座として生きてゆく

選択肢の中から、どれかひとつを選ばなければならないとき。理屈的に正しそうなものと、なんとなく気になるもの。どちらを選ぶべきか、いつも迷って動けなくなる。 何年か前、たまたま手に取った鏡リュウジさんの著書『牡牛座の君へ』の中に、その答えはあった。他にも人生で迷いがちないくつかのことに、指針と染みるような心地良い言葉が添えられている。 この本と出会ってから私は牡牛座として生きてゆこうと決め、『牡牛座の君へ』は聖典となった。   * ブッダ、アドラー、ポジティブ、感謝、日頃

受け入れ難い現実に直面したとき、後悔しないためにしたこと

いつも読んでくださっている皆様へ。 急にこんな高値をつけてごめんなさい。むしろいつも読んでくださってる皆様へは、いつもどおりに読んでいただきたい気持ちもあるのだけど。 でも今回の日記は、大勢の目に触れるところへ晒しっぱなしにはしたくない、私にとってはとても大切な話だと思ったから、こういう設定にしました。 内容は、とてもとても個人的なことです。 父がまだ入院していたときのこと。その間に考えておかなければならない、今後の生活のことについて。意識が戻らない父の介護をどういう形

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安定の好きなものか、気になるあっちか

一個ずつ種類の違うお菓子を、家族で分け合おうとして思い出す。以前勤めていた職場で、同じように一個ずつ種類の違うお菓子の差し入れがあったときのことを。 こいうとき当時の職場のルールは、「早い者勝ち」。少人数のアットホームな職場だったので、上司も先輩も新米も関係なく、どのお菓子を食べようかと箱の中をのぞき込む。 私の頭の中では、見てすぐに「これにしよう」と候補が決まっていた。前に食べたことがあったし、好みの味だし、間違いなく及第点に届く。大きな失敗がないことは確実だ。 しか