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牡牛座として生きてゆく

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牡牛座として生きていくと決めた私の、有事の選択や、これからのライフスタイル。五感に長けた牡牛座としての生態や、お気に入りの物をしつこく愛でる習性についてなど。
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2021年9月の記事一覧

続・サンソンの日記とフランス革命な日々

なんだかんだあって、現在『サンソン家回顧録』と『イノサン』を並行して読むという、贅沢な読書を楽しんでいる。 『サンソン家回顧録』でダミアンを知った翌日に『イノサン』でダミアンが登場して、タイムリーを楽しむと同時に、これはどこまで忠実に描くのだろうかと一人で動揺していた。史実的情報を入れずにマンガから読み始めたら、また違う衝撃の受け方をしたのかもしれないが、こういうことも含めて、「贅沢な読書」なのである。 どちらを先に読んでもいいが、学生時代にこういう読書体験をしていたらフ

サンソンの日記とフランス革命な日々

私はお気に入りの番組を何回も何回も何回も見る。そのほとんどは、歴史や書物、書くことに関連した番組。古くはビデオのVHSのテープが擦り切れるまで、今ではDVDやBlu-rayのディスクの再生現度回数を超えるまで見る。これも恐らく、しいたけ.さんの言う、牡牛座さんの「ペロペロ」なのだろう。 数ヶ月前、たまたま『コテンラジオ』なるものを見つけ、家仕事をしながらスマホで何回も何回も何回も聞くようになった。ただの歴史ラジオかと思ったが、全然違った。すんごく、おもしろい。笑えるし、深い

2022年用の手帳選びは難儀する

以前、「しいたけ占い」のしいたけ.さんが、お気に入りのものをこよなく愛する牡牛座さんの生態を、犬が骨を土に埋めて時々掘り起こしてペロペロするようなこと云々と表現していたことがある。「ペロペロ」は姉と親友に大ウケで、以来私の愛用品は、「ヨダレまみれ」と呼ばれる。私も異議はない。 そんな私の「ヨダレまみれ」のひとつに、ついに恐れていたことが起きてしまった。来年の手帳のラインナップに、好きな色がない。 これは一大事である。どうしたらいい。このままでは窒息してしまう。 私の愛用

「所有の牡牛座」の私がガツンと物を減らして人生変えた本

「所有の牡牛座」とも言われる牡牛座の、この私が、ガツンと物を減らすきっかけとなった本がある。佐々木典士氏の『ぼくたちに、もうモノは必要ない。』がそれだ。 ――やられた。心の深いところをえぐられ、所有欲どころか虚栄心やら執着といったものまで根こそぎ削ぎ落とされた。今までにも片付けの本は読んだことがあるし、それなりに実践もしてきたが、この本は私の核の部分まで揺さぶってきた。 これによって、今までなかなか手放せなかった物たちへの執着がごっそりと取れる。絶対に手放せなかった本でさ