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バツイチ独身子供なし 今の私は幸せだ

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日々のこと。時々、物思うこと。 過去の悪口は言いたくない。 関わりも持ちたくない。 意味がなかったとも思いたくない。 ちょっとずつでも、心を癒やしていきたい。
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2024年1月の記事一覧

忘年会へ行ったら「小説を書く人に100の質問」状態になった話

去年の暮れ。 私は勤め先の合同忘年会へ初参加してきた。 バツイチ独身子供なしの私に、うっかり「子供何年生だっけ?」とか聞いた挙げ句に気まずい顔されるのが嫌で、「独身指輪」をつけての参加。 でも結局面倒くさくなり、 「〇〇で5月からお世話になってます高橋和珪です。〇〇出身、44歳。バツイチ独身子供なし。愛犬はゴールデンレトリバーと日本スピッツ。学生時代はバレーボーラー。20代で病を得てUターン」 自己紹介で全部放出してきた。 ザワッとしてたけど、(多分)ウケてる寄りのザワつ

元嫁ぎ先で身につけたスキルの行き先

私が13年間過ごした元嫁ぎ先で、長年苦労したことのひとつが、食べ物の好き嫌いの激しさだった。 例えば元姑は食べられない物が多かった。 まず肉がだめ。バターやチーズ、牛乳も。肉ほどではないが魚もあまり好まない。焼き魚、煮魚はともかく、刺身や青魚は食べたがらない。 ちょっとしたオボ・ベジタリアンである。 一方で元舅と元夫は、刺身や肉を好んだ。刺身メインでは元姑の食べる物がない。だからといって野菜メインでは男性陣から文句が出る。 献立には毎回頭を悩ませた。 私がよく使った手

私の推し活

私にはいわゆる「推し」がいない。 だから「推し」がいる人、「推し活」に励んでいる人を、とてもうらやましく思う。 生き方に迷いがないし、活動費と思えば仕事もバリバリこなせそう。メリハリがあり、キラキラしている。本当にうらやましい。 私も芸能人にドハマリしたことが何度かあるにはあったが、短期集中型なのである。 例えばダンスがすばらしい人にドハマリしたときは、録画やDVDを何回も見て、その振りをひととおり覚えると落ち着いてしまう。 「カッコイイ!」「覚えたい!」と思っているう

1月3日(水) 正月休み最終日

休日の午前は家の仕事をすると決めている。 朝食の後片付けをしたあと、そのまま台所に残り、母に頼まれていた作業に取り掛かる。――食器棚のガラス戸が動かなくなったのだ。原因は母が接着剤で固定してしまったから。 ガラス戸の端に、ガラスの保護と取っ手の役割の、細長いカバーがついている。近頃それが、老朽化のため外れかけていた。母は直そうとして、そこに接着剤を垂らした。垂れて垂れて、ガラス戸が走るレールにまで垂れ、気付いたら動かなくなってしまったというわけだ。 接着剤には除光液であ