彼女が俺の元ストーカー池田瑛紗編
俺の彼女は可愛い...って言うより美しい
全てのパーツが整っていてなぜ彼女に出来たのかが僕の七不思議の1つになっている
しかも東京藝術大学に通っている。
〇:今日も大学?
瑛:うん!
〇:瑛紗......
瑛:寂しいの?
〇:ハト追いかけて遅刻しちゃダメだよ?
瑛:瑛紗子供じゃないもん!
〇:あははは
瑛:じゃ...いってきます(*`・ω・)ゞ
〇:いってらっしゃい(*`・ω・)ゞ
〇:......ふぅ
〇:心配だな...藝大通う人たちって絶対ハイスペックだよな
〇:特に秀でたものが無い俺よりもそっちに行っちゃいそうで怖いな...
そんな不安を抱えながら半日を過した...
瑛:たっだいま〜
〇:瑛紗おかえり〜
瑛:ギューしてギュー
〇:はいはい笑...ギュー
瑛:てれさパンダ〇〇充電中......あれ?
〇:ん?どうしたの?
瑛:〇〇が震えてる...何かあった?
〇:い、いや何も無いけど〜?
瑛:私に言えない事って......もしかして浮気!
〇:断じてそれはないから安心して!
瑛:じゃあなに?
〇:はぁ〜実は...瑛紗が藝大生に目移りしちゃうんじゃないかって不安で...
瑛:なるほど〜...ちょっと待ってて!
〇:??
瑛:はい、これ〇〇にあげる
〇:クリアファイル?
瑛:中を見て
〇:...すっごい紙の量
瑛:それ全部私が書いた〇〇の似顔絵
〇:こんなにいっぱい書いてたの?!
瑛:〇〇の愛が溢れた時に書いてたらこんなにいっぱいになっちゃった///
〇:嬉しい...すごく嬉しいよ......
瑛:これで私が〇〇しか見てないのわかった?
〇:うん、一生大切にするねこれ
瑛:嬉しい!
〇:凄いなぁ〜全部俺そっくり......あれ?右下に日付がある
瑛:!!
〇:あれこの似顔絵の日付俺らまだ会ってないよね?
瑛:それはその〜...
〇:この似顔絵も...あ、これもだ
瑛:えーっと...
〇:瑛紗容疑者どういう事が説明してもらおうか?
瑛:あばばばば...
〇:動揺過ぎ笑
瑛:バレちゃったならしょうがないよね...
〇:一体いつからこんな事やってたの?
瑛:〇〇は覚えてないだろうけど3年前に痴漢に襲われそうになった所を助けてもらったの
〇:あ〜なんか1回だけあった気がする
瑛:その時に好きになっちゃって///
〇:ほ、ほう///
瑛:次に同じ電車で見かけた時に後をつけちゃった///
〇:...全く気づかなかった
瑛:〇〇鈍感なんだもん
〇:そんなに?
瑛:今だって気づいてないじゃん笑
〇:え?何に?
瑛:今〇〇のボクサーパンツ履いてるの///
〇:え、うそだよな?
瑛:〇〇に包まれてるようで安心するの
〇:そんなレビューしないでくれ
瑛:それに〇〇と離れても寂しくないし
〇:も、もうわかったから!
瑛:他にも〜
〇:まだあるの?!
瑛:〇〇が寝てる間にキスマ付けてるの///
〇:え、気づかなかった...
瑛:だって〇〇から見えない所にあるし
〇:え、今もある?
瑛:昨日つけたからあるよ
〇:どこにあるの?
パシャッ
瑛:ほらここ
〇:...ほんとだ
瑛:私にもつけてくれてもいいよ?
〇:いやしないよ
瑛:私が他の藝大生に取られそうで不安だったんでしょ?
〇:たった今俺より瑛紗の方が愛が大きい事がわかったから大丈夫...
瑛:...引いたりしてない?
〇:悔しいけど安心してる自分がいるから大丈夫だよ
瑛:〇〇ってちょっとおかしいよね...
〇:瑛紗にだけは言われたくないけどね笑
瑛:でも私はそんな〇〇がだーいすき♡
〇:俺も瑛紗の事好きだよ
瑛:これからもよろしくね〇〇〜