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ニンジャスレイヤーTRPGデータ:ビーフ・イート・アウトサイダー(ニンジャの肉食)

ビーフイーターは腰に下げたトマホークを掴んだ。これはジェットハルバードの先端部で、長い柄の先にこのトマホークを接続するのが本当なのだ。不完全な状態であるが、閉所ではこの手斧形態で戦闘する事になる。だが「環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない」というミヤモト・マサシの言葉がある!
ーモータル・ニンジャ・レジスターより

これはニンジャスレイヤーTRPGで使うことのできるボスニンジャ「ビーフイーター」のデータと一例シナリオとなっています。お好きに使ってください!!

またニンジャスレイヤーTRPGのニンジャスレイヤーボスキャラコンテストの原作再現コンテスト部門応募作品でもあります。

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ビーフイーターって?

『モータル・ニンジャ・レジスター』で登場したザイバツ・シャドーギルドに所属するアデプト階級のニンジャです。マルノウチ抗争に参加した14人のニンジャの中の一人でもあります。
彼は折り畳み式のジェットハルバードを持っており、ジェット推進の力でニンジャスレイヤーと戦いました。残念ながらカラテ及ばず爆発四散しましたが、ミヤモト・マサシの言葉を胸に敢然と立ち向かった彼の姿は筆者の印象に残るものでした。『モータル・ニンジャ・レジスター』はTwitterで連載していたので読むハードルは実際低いです。ぜひ読んでみてはいかがでしょうか?

ビーフイーターのデータ

◆ビーフイーター (種別:ニンジャ)	
カラテ		10 体力		12
ニューロン	10	精神力  11
ワザマエ     7 脚力    6
ジツ		    0 万札 20
近接10 遠隔7 回避10	レッサーニンジャソウル	
装備や特記事項							
 装備:ジェットトマホーク、ジェットハルバード、パーソナルメンポ
 スキル:『連続攻撃2』、『連射2』、『マルチターゲット』、
『時間差』、『タツジン(ノダチ)』、『常人の三倍の脚力』、
『不屈の精神』、『頑強な肉体』、『戦闘スタイル:回転斬撃』
『環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない』、
『ヒサツ・ワザ:ポムポムパンチ(ポン・パンチの読み替え)』
ジェットトマホーク:
ジェット推進機構がついた手斧。これを長い束の先に合体させることで真価を発揮する。
『特殊近接武器』、
『戦闘スタイル:ジェット噴射/ジェット投擲』、『射撃基本難易度:HARD』、
『連続側転難易度+1』『ジェットハルバード変形』

『戦闘スタイル:ジェット噴射』:手斧の側面につくジェット推進機構により一撃のパワーとスピードを底上げする。
攻撃難易度が+1される代わりに、回避難易度とダメージを+1。

『戦闘スタイル:ジェット投擲』:手斧の側面についているジェット推進機構を利用して高速の投擲を行う。
連射は-1となるが、『射撃基本難易度:HARD』を無視して射撃することができる。またこのスタイルを用いて射撃した際、ダイスに6,6があれば、射撃の回避判定が行われた後、回避したかどうか問わずに即座に隣接して近接攻撃を行ってもよい。ただし、連続攻撃は-1になる。

『ジェットハルバード変形』:この武器はジェットハルバードに変形する。変形は手番最初に行ってよい。近接攻撃スロットがトマホーク含めて二つ以上空いているなら変形できる。

ジェットハルバード:
ジェット推進機構がついた長槍。その大きさ故に室内において使用制限がかかるが、速く重く強力である。
 『大型近接武器』、『連続攻撃-1』、『ダメージ3』、『攻撃基本難易度:HARD』、
 『射撃基本難易度:HARD』、『連続側転難易度+2』、『戦闘スタイル変化:ジェットタツマキ』、
 『戦闘スタイル使用不可』、『イアイドー使用不可』、『室内使用不可』、
 『戦闘スタイル追加:ジェットハンマー投げ』『ジェットトマホーク変形』

『戦闘スタイル変化:ジェットタツマキ』:使用前提『◉タツジン(ノダチ)』+『◉戦闘スタイル:回転斬撃』:ジェット推進機構のパワーを用いて振り回すタツマキめいた斬撃。
『戦闘スタイル:一掃』の追加効果2が以下のように変化する
「追加効果:この判定時に出目6が3個以上含まれていた場合、3ダメージを追加でもう2回与える(それぞれについて回避が必要)。

 『戦闘スタイル追加:ジェットハンマー投げ』:使用前提『◉タツジン(ノダチ)』:ジェット推進力を利用してハンマー投げめいて投擲する。
連射は-1となるが、『射撃基本難易度:HARD』を無視してダメージ3の射撃をすることができる。ただしこの射撃を行った場合、ジェットハルバードを装備から外し、投擲した方向に直進して壁にぶつかったところに設置しなければならない(設置アイコンは斧)。このマスを通るまでジェットハルバードは使用できない。

『室内使用不可』:長いこの得物の力を発揮するには距離も必要だ。この武器を使用するには自分を中心点として5x5マス以上の広さが必要である。

『ジェットトマホーク変形』:この武器はジェットトマホークに変形する。変形は手番最初に行ってよい。

『◉環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない』:取得前提『◉タツジン系スキル』:ミヤモト・マサシの教え。どんな環境であろうとも文句を言わず自らの真価を発揮できるよう晴れ舞台を整えるのだ。
自分の持つタツジン系スキルを発動できない場合、回避ダイス+2、脚力+1。この効果はタツジン系スキルが発動可能状態に解除される。

シナリオの一例

ここから先はビーフイーターを使ったシナリオの1例として『ビーフ・イート・アウトサイダー』を紹介するぞ!ここに乗せている導入は一例であるため好きなようにいじって構わない。

導入

ソウカイヤの情報網はザイバツの潜入ニンジャの位置をキャッチした。場所はステーキ店『シドニー・ファッキンガム』。バイオオージービーフステーキがうまいと評判の店である。
ソウカイヤのテリトリーであるネオサイタマにおいて、ザイバツの怪しい動きは看破できない。速やかに始末するべきである。泣く子も黙るソウカイニンジャの君たちは現場に急行したのだった………
ステーキ店『シドニー・ファッキンガム』に入店する君たち。中からステーキの香ばしい匂いとニンジャソウルの気配がまぜこぜになっていた。
店内は店員とパーカーを着た男が一人、オージービーフを食べている。店員からはニンジャソウルのかけらも見られない。オージービーフを食べるその男にはあった。
「ゴチソウサマデシタ」キョ―トで見られるイントネーションで食事への感謝をささげるこの壮年。十中八九このパーカーの男こそがザイバツのニンジャであろう。
「………ドーモ、ビーフイーターです。近々来ると思っていたぜ」アンブッシュを仕掛けようとした矢先にアイサツされてしまった。アイサツにはアイサツで返すしかない。
「ロードのご命令を完遂するためだ。………悪いが消えてもらうぜ」ビーフイーターはトマホークを取り出す。彼の本来の得物ではない。だが「環境に文句を言う奴に晴れ舞台は一生来ない」というミヤモト・マサシの言葉がある!
(まずはここから離れてフーリンカザンを取るべきだな)冷徹な計算を頭で働かせるビーフイーター。そんな様子を知ってか知らずか店員が逃げ出した時イクサが始まった!!!

戦闘の開始です。上記のマップにて初期位置にPCニンジャを置いてください。
マップの黄色い部分はワックスです。つるつるのワックスで塗られたこの空間はニンジャといえども機動力を奪われます。
連続側転不可能で脚力も/2(小数点切り下げ)となります。

ビーフイーターはシドニー・ファッキンガム内部から逃げるのを最優先に動きます。青の部分まで行くとビーフイーターは外に出て路地裏マップに移動します。

路地裏に出るとビーフイーターは武器をジェットハルバードに切り替えてイクサをしてきます。この凶器をかわしカラテをお見舞いしましょう!

ミッション評価
A.路地裏に出すことなくビーフイーターを倒した。【万札:40】獲得。【名声:ソウカイヤ】+3
B.路地裏においてビーフイーターを倒した。【万札:20】獲得。【名声:ソウカイヤ】+1
EX.ビーフイーターが素手の状態で倒した。【ジェットトマホーク/ジェットハルバード】を獲得する(1人まで。【万札:30】で売れる)

利用規約

この記事に含まれるデータは、非商用の場合に限り、セッション中に利用したり、自作シナリオ、自作記事へ流用することができる。ただし当シナリオのデータを流用して作成したものを公開する場合、可能な限りこの記事を引用元として明記すること。「ダイハードテイルズ」公式以外による無断の商用利用は一部の例外を除いて原則不可。







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