コスパという価値からどうやって逃れるか

日々の仕事をがつがつと進めようと思うと、気づくと常にタスク処理モードというか、左脳モードのスイッチががっと入ってくる。これはこれで短時間でさまざまなことを意思決定して、前にすすめるという意味で悪くない。

しかし、こっちのモードに入ると、直感・発散モードは遠のいていく。とにかく短い時間で、なるべく早くクローズさせるというモードはかえって邪魔になってしまう。

ついつい面白いことよりコスパ（コストパフォーマンス）のよいことを選択したくなる。

短期的にはそれでいいのだけど、長期的にはぜんぜんよくない。なにより面白くないから。

noteを書くことはそのリハビリになるんだけど、これもほっておくと「だれかのためのお役立ち記事」を書きたくなってしまうので、それもまたちょっと違う。

無駄の多い生活から、ロジカルにコスパのよい生活にするというのは最初の一歩だけど、次の一歩はコスパに支配されないようにすること。

コスパはよくするより、その価値から逃れるほうがたいへんだ。