2.提案先の企業・地域のことを徹底的に調べよう:真の課題を深掘りする
前回は「プロジェクト課題」の分析について書きました。
前回のポイントは「プランを作る目的やゴール」を必ず確認してから、プラン(解決策)を考えようということです。今回の内容も関連します。
今回のポイントは「提案先の企業・地域のことを調べる重要性」についてです。
「調べるのが大事」というと、「まあそうだよね」と思うかもしれません。でも「なぜ調べるのか」をしっかり意識できているでしょうか?ただ漠然と調べていては、調査が活きてきません。
今回特に強調したいポイントは「提案先の真の課題(ニーズ)を見つける」という視点です。
前回の「プロジェクト課題」は、「提案先が求めているもの」を短く表現したものです。しかし、その課題を読むだけでは「真に求めているものは何か」、「その背景となる問題意識はどのようなものなのか」が見えてこないのです。
■プロジェクト課題を掘り下げることを「恋愛相談」で考えてみると?
「プロジェクト課題だけ」を聞いて、自分たちの「プラン(解決策)」を提示するのは、恋愛相談で「彼氏(彼女)のことで悩んでいるんだよねー」と言われて、すぐに「じゃあ今度の休みにドライブでもいってきたら?」と答えているようなものです。
ここから先は
1,432字
このマガジンでは「プラン・提案を考える上で絶対に押さえたい10のポイント」をまとめました。高校生・大学生向けにわかりやすく説明することを心…
記事を読んでいただきありがとうございます。サポートしていただけたら飛び上がって喜びます。喜びをモチベーションにnoteを更新し続けていきます。