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"パーシモンホール公演"のその先に。vol.9〜『けものたちの名前』 英語訳詞〜

今回 CD と LP 共にパッケージされている歌詞カードに英語訳をつけた。砂里さんが度々の打ち合わせで"ロットを海外にも届けたいと思っている"と熱く語ってくれたことが一番大きかったんだと思う。

思えばロットにとって1回目のクラウドファンディングは2016年の12月から実施した「UKデビューに向け、イギリスでEP盤&ミュージックビデオを制作したい」というトライ。

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「イギリスにも活動の幅を広げる」ということに挑戦したタームで、今思うと The Fin. と同じ現地のプロダクションチームから声がかかったことになるのだが、当時皆さんにご支援頂いた資金をもとにイギリスに1ヶ月ほど滞在をし、その日々の全てをEP『dying for』の制作にあてた。

現地でのライブの手応えもあり、結果的には現地プロダクションチームからも是非と、継続することを進められたのだが、少なくとも一年の半分くらいはイギリスに滞在する必要がありそうなことと、そのプロダクションチームを雇う継続的な資金捻出が難しいという2点で結果的に見送ることとなった。

ところで、昨年は3年ぶりの台湾公演が実現した。それも HANA さんも台湾に駆けつけてくれた。

RBB_東京夜曲(2019.12.21)

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最後は大好きな写真。好きな人たちがいっぱい。台湾1日目の決起会。
ライブは大盛況だった。
日本からも結構見に来てくれたのも驚いた。
物販購入者のサインの列はしばらく途切れることなく、何枚もポスターやCDにサインを入れさせて頂いた。
この手応えを根拠にまずは一つ、アジアへ活動を広げたい。実はタイでのフェス出演の話も進んでいたが、最後の最後のところで叶うに至らなかったり、今現在も中国での公演の可能性をいくつかの方面から当たっている。どなたか、是非ご紹介頂下さい。

フラットにロットの音楽が海の向こうの人たちにも聞いてもらえ、ライブに興味を持ってもらえたら楽しいだろう、日本でも地域によってライブ内容が異なるように、海外でならなおさらだと思うのです。バンドの可能性も広げたい。

英訳に話を戻すと、もしこの地球上の誰かが『けものたちの名前』のレコードを手にとった時、英語訳がついていたら何かの一つきっかけになるかもしれない、意味が伝わる可能性が高く、それは入り口が開かれているということになる、そんな思いで掲載しています。

ただ、ロットの歌詞は「僕」「僕ら」「君」と言った言葉の頻度が高く、そこを英語に落とし込むのは非常に難しいなという再認識もあった。
担当して下さったミラーご夫妻ありがとうございました。

そう言えば、アルバムがリリースされて Music Video を公開して直後、中国語約をコメント欄につけてくれた人がいた。この方は誰なんだろう。ありがとう、是非声をかけて下さい。

続く。

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ROTH BART BARON『けものたちの名前』Tour final 〜Live at めぐろパーシモン大ホール〜
2020年5月30日(土)
OPEN 16:00 / START 17:30
S席 ¥5,500 / A席 ¥4,500 / B席 ¥3,500 / 学生席 ¥1,500*入場時に学生証をご提示下さい

オフィシャル先行販売実施中
https://t.livepocket.jp/e/kemono-final
受付期間:1/1(水)0:00〜1/13(月祝)23:59

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