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"パーシモンホール公演"のその先に。vol.43〜Drums工藤明〜

そもそも一度本格的にツインドラムで演奏してみたいという構想はもう随分と前からあった。

2016年12月20日、恵比寿のリキッドルームで開催した「BEAR NIGHT」では、中原鉄也のドラムに加え、エミリオ がビブラフォン&パーカッションで参加し、技術があってJ-POPにならずアドリブの効いた素晴らしい彼のマルチな演奏はロットの音楽を格段にスケールアップさせ、カラフルに演出した経験がずっとイメージにあって、今回5月30日の広い会場のパーシモン公演ではもう1人、本格的に打楽器セクションを担えるメンバーを迎えることは面白いのではないか、と思っていた。

また、一方で三船から昨年の秋頃、色々なミュージシャンとセッションをしてみたいと相談を受け、工藤くんと3人でスタジオに入ったのが昨年2019年の12月17日。

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そんな経緯もあり、工藤くんに5月30日のパーシモン公演をツインドラムで参加頂けないか、と打診したところ快く引き受けてくれた。

そしてようやく先月末から工藤くんと何度かスタジオに入っている。

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我々がやりたいことはドラマーは2人いるが、同じことをダブリングせず、丁寧に棲み分けていって、1人では物理的に足りないところ、得意なことで補い合うようなイメージ。それでいて、よりスケール感を大きくしていくために高域から低域まで打楽器で拡張、さらにデジタルとアナログをより自由に行き来できるようなアンサンブルにしたい、と考えている。そしてそのイメージ感を1曲ずつ工藤くんが見事にやってのけていっているし、中原くんも今まで一人では表現しきれなかったアイディアをシェアしながら大変に濃厚な時間を過ごすことができている。アイディアが発想が溢れるメンバーと時間を共にすることはとても楽しい。

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今の所のセッティングはこんな感じになった。
バスドラムと一部のシンバルを2人で共有したシェアスタイル。
なかなか無いよね。。笑

工藤くんとの出会いは、恐らく15年以上前。
私がまだ20代半ば、彼は恐らく高校生。
大泉学園にあった「魔法の竜」というライブハウスに彼がライブを見に来てくれて以来の付き合い。以来、ごく稀にパーティーで一緒にジャズを演奏したりする程度の大変薄く、しかし長い付き合い。知らぬ間に彼は違う文脈でロットのライブを何度か見に来てくれていたらしい。ご縁というのは非常に面白い。

パーシモン公演まであと76日。
まだまだ時間がある。
拡張していきます。
今月末、我らが誇るロットブラス隊と合同練習を実施できそうで大変に楽しみ。
さてどうなりますか。
ドキドキ。

一部、工藤くんの FB から写真を引用しております。失敬。
イラレが使えるドラマー、トリミングかキレイ。笑

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続く。



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