イチローから学ぶ、人生哲学。

2019年3月22日、イチローは引退会見を開いた。私にとってイチローはヒーローで、憧れの存在だった。引退会見が中継されてから終わるまでの間、ずっとYouTubeでの生放送を見ていた。本当は疲れていて早く寝たかったのだが、イチローが何を語るのか、リアルタイムで知りたい、という思いが強くなって結局見続けてしまった。

会見の翌日、メディアで取り上げられた際には、貫いたのは野球への愛ーという見出しが多かった。そのコメントはその通りだと思うが、私があの引退会見でハッとしたのは、違う内容だった。イチローの哲学であり、野球に向き合って高みを見続けてきた、プロフェッショナルとしての考え方ー。忘れないうちに残しておく。

成功するかどうかより、やってみたいと思うか。

以下は、イチローの会見内容ー。『メジャーリーグに挑戦する』ということは大変な勇気だと思いますが、『成功すると思うからやってみたい、それができないと思うから行かない』という判断基準では後悔を生みますし、やってみたいなら挑戦すればいい。そのときにどんな結果が出ようとも後悔はないし、基本的にはやりたいと思ったことに向かっていったほうがいいですよね」

自分の中の想いを一番大切にしているという事が伝わってくる。どれだけ過去の自分を超えていけるかを追求し続けるー。自分史上最高の姿を追い続けていけるか、この思考は人生を生きる全ての人たちにも参考にできるし、これから人生100年時代だと叫ばれる中で、より必要になってくる考え方だと思う。



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