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KDP(AmazonKindle本)のペーパーバックサービス使ってみました
こんにちは。たつたあおです。
先日始まった、Amazon KDPペーパーバック出版。
今まで電子書籍だけだった個人出版が、紙の本でもできるようになりました。
ようは同人誌と一緒ですが、注文が入ったときにアマゾンさんが印刷して送ってくれるので、出版する側は在庫を持たなくていいし、自分で発送手続きしなくていいのがメリットですね。
ものは試しにと、すでに出版しているもので、校正刷りを頼んでみました。
こちらの本です。↓
『さえないDIY女子と無職美容師が出会ったら人生意外な方向に転がった話』
以下、ツイートをまとめたものです。
KDPペーパーバック、家族が席をはずしたすきに写真撮りました。
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
表紙は電子書籍そのままの2,560 x1,600 ピクセルのものを使用。ペーパーバックの判型は104.9×172.9mmを選択しました。平たく言えば「新書サイズ」です。2,560 x1,600 ピクセルの表紙だと、上に余白ができちゃいますね。 pic.twitter.com/cxIYUSO9pv
電子書籍の表紙は、裁ち落としを計算に入れずに作ってもらったので(まさかペーパーバックのサービスができると思わなかったからさ)、「ロゴが切れてしまうよりは……」と左側にも余白を入れました。
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
これから作るときは、裁ち落としも計算に入れてデザインしてもらった方がいいかも。
厚みは71ページでこんなかんじ。5mmくらい? 意外と薄くなかった。表紙の印刷の品質は、前にオンデマンドで刷ってもらった同人誌と同じかんじでしょうか。可もなく不可もなく。わたしは「光沢なし」を選びました。「光沢あり」だとまた違ったかんじなのかも。 pic.twitter.com/V4ofQq1Gar
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
本文は一太郎を使って「新書サイズ」で組み直し、PDFにしています。上下に余白が多い気もしますけど、こんなもんかなー、という気も。そんなに違和感はないと思う。ペーパーバックなら独自の判型でも作れるらしいので、表紙に合わせてちょっと縦の長さ減らしてもよかったかも。 pic.twitter.com/pAd8mEJ4Cx
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
79ページ以上なら、背表紙にタイトル・著者名等入れられるそうです。わたしは71ページだったので、真っ白ですが。
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
校正刷りは「表紙に『Not for Resale (再販禁止)』という透かしが入っています」と書かれてたんだけど、うちのには謎のグレーの帯が印刷されてますね。これが「Not for Resale」の印?
印刷代は一冊400円(ページ数で変わる)、それに利益と手数料をプラスした金額が売価になります。ある程度上乗せしないと販売できないみたい(だから500円では販売できないことになってる)
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
以上、KDPペーパーバックを試してみたレポートでした。
書き忘れ。本文の紙の色は「クリーム色」を選んでいます。「白」も選べます。
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
あ、あとですね。校正刷りにかかる金額は印刷代(400円・ページ数による)だけですが、送料が410円かかりました。つまりこれ、810円の本です……。普通に販売すると、送料もかかってけっこうお高い本になっちゃいますね。普通の商業本と比べると高いですけど、同人誌だと思えばこんなもんかな。
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
実物が手元にきたので定規で表紙のサイズはかってみて(アナログ……)、判型変更してから販売するわ! 正直いって、アンリミとか電子書籍で買った方がお得だと思うけどね!(笑) https://t.co/avrUpNEYtl
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
実物を定規で測ってみたところ2,560 x1,600 ピクセルの表紙は163×102mmだったので、カスタムの判型にしてみました。でもこの数字を入力するとなぜか勝手に102.11×163.07mmに変わってしまう。
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
このカスタムの表紙サイズでも、本文のPDFは新書サイズで作成しても大丈夫そう。少なくともプレビューでは。
「表紙のみカラーで本文は黒インクですか?」との質問をいただいたので、そのお返事。
みんな興味あるだろうと思って、実験台になってみました(笑)
— たつた あお (@tatsutaao) October 23, 2021
「インクと用紙のタイプ」で「本文白黒」を選択すれば、表紙カラー・本文黒インクで印刷されます。
カラーの方はちゃんと見てなかったんですが、お値段倍ですか……。普通に購入する時には送料かからないんですね! それはいいかも。
以上、KDPのペーパーバックを刷ってみた感想でした。
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