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戦国武将はコロナ禍をどの乗り切る!?

一気に夏から秋にギアチェンジされた今日この頃。
今回読んだ本はこちら。

コロナ禍となった時代に、徳川家康をはじめとする戦国武将が蘇り、日本でリーダーシップを発揮しまくるという本。

総理大臣は徳川家康、官房長官に坂本龍馬、経済産業大臣に織田信長、財務大臣に豊臣秀吉…他にも多数の英雄が登場する。
歴史好きにはたまらない作品となるだろう。

ストーリーも面白いのだが、知ってそうで知らない各武将の豆知識を学ぶこともできる(例えば徳川綱吉が発出した「生類憐れみの令」の背景など)。

多くの人がコロナ禍となって、色々なことを見直す機会となっただろう(政治もその一つ)。
今の時代を生きる私たちに、この小説のなかで語られる言葉は響くはずだ。

例えば坂本龍馬からすると、現代人は都合が良すぎると。
多くは語られていないが、坂本龍馬からすると、現代人は声高に主張はする割りに、自分で責任をとろうとしないように映るようだ。

徳川家康総理が憂いた成長という病
河に例えながら、どう生きるべきかと演説する言葉にはハッとさせられる。

生きるか・死ぬかの世界で生きてきた人たちからすると、現代に違和感を感じるところが多大にあったようだ。

愚者は経験に学び、賢者は歴史から学ぶ、という名言がある。
このような時代だからこそ、歴史から学ぶことが少なくないように思う。

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