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開発環境202105: 主にウルトラワイド曲面ディスプレイ(FlexScan EV3895)の感想

概要

この1年ぐらいで、開発環境を更新したのでメモ
ウルトラワイド曲面ディスプレイはいいですね
ウルトラワイド曲面どうなの〜と悩んでる方の参考になれば

ウルトラワイド曲面ディスプレイ FlexScan EV3895

曲面ディスプレイを使ったことなく数ヶ月悩んだが、買ってよかった。便利。広い。見やすい。快適。困りそうなのは、もう狭いディスプレイに戻れなそうなのと、画面共有時に工夫がいるぐらい。
注意点は、幅が広いので、ディスプレイアームが小さいと間に合わないが、エルゴトロン LX以上であれば大丈夫。EV3895の重量を見ると13.2kgとあるが、これは台座込みの重さで、モニター部だけなら9.5kg だった。元々使っていた Kensington SmartFit デュアルモニター では足らなかったので、エルゴトロンLXを追加購入し、SmartFitは大きな方だけ残し、MacBookはクラムシェルモードにした。不便なのかと心配していたが、だいぶ快適。(FileVault を有効にしていると、サードパーティの無線接続キーボード入力が効かないのは困りそうだけど、メインのキーボードはMagic Keyboardなので大丈夫そう)

画面分割
画面はだいたい↓な感じで2分割。分割時は Spectacle を利用している。中心にないとしっくりこない、みたいなときはあるので、少し移動させたりはしているが、だいたいVS Codeの左ペインにはターミナルを表示するため、広げたくなることが多く、状況と気分に合わせていろんなサイズでやっている

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メインはウルトラワイド(EV3895)で、サブは27インチの4K(EV2785)にしている。画面の綺麗さは、僕の目には同じぐらいに感じる。サブには景色の写真などを映し、MTG時は相手の顔を映す。当初は横並びではなく縦並びにしようと思っていた(視線の移動距離が少なくなるから)が、手持ちのディスプレイアームでは難しかったのと、昇降デスクを上げた場合、天井が足らないのでやめた。手持ちのアームで高さを出すべくエルゴトロンのトールユーザー キットを検討したが、取り寄せだったことと、やはり天井が足らないのでやめた。ギリギリ縦並びいけなくもなさそうだったけど、机とモニタの隙間がなくなり、アームの良さがなくなるなーと思った

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接続
EV3895は、USB-Aが4つ刺さるので、マイクやカメラはそちらに刺してある。MacBook ProとはUSB-Cで繋がり、電源も共有されて便利。EV2785も同様に直接刺している。まとめてつなげる用にアダプタを買おうと思ったが、2本だけだし、抜き差し機会が少ないのでまあいいか。大きなディスプレイ2枚だと動作が重くなるかと思ったが、4K1枚のときと体感は変わらなかった。

なぜ買ったか
買う前は、見出し写真の右側にある、 FlexScan EV2785 とMacBook Proを並べて使っていて、 https://fjord.jp/articles/2020-05-18.html な感じだった。当時は十分だったが、最近はもう少し広いといいなーと感じることが増えた。そしてコロナ禍のストレスで開発環境を変えたい気持ちが高まっていく

吉祥寺のビックやヨドバシに行ったりもしたけど、曲面があってもゲーム用で小型だったりあまり置いてなく参考にならず。数ヶ月間、買いたい欲の波が来ては揺れていた。決め手は「映像研には手を出すな!」がNetflixで公開され、それを見たことだと思う。(漫画も読むと落ち込むぐらい大変素晴らしかったけども、アニメーションも大変素晴らしかった)映像研の映像見てたら、曲面ディスプレイってコックピットっぽいな〜と思った。値段も下がっていた(それでも十分以上にお高いが)。 https://kakaku.com/item/K0001292538/pricehistory/ 今見るとまた高くなっているので、最安値の手前あたり、割と良いときに買えたららしい

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他の候補
EV3895は高い。しかも曲面は未知の領域だし、失敗したら怖い。と思ったが、まあ、合わなかったらメルカリに出そう。自分が試したいのと同様に試したい人もいるであろうと思った(それ以上にコックピットっぽくしたい…)
もっとお手頃価格のウルトラワイド曲面もあったが、数年前、4Kディスプレイ EV2785 購入時にも考えていたので、さほど迷わなかった…と言えたらかっこいいが、最終的に、いいものは高い、高いものはいい、目が疲れない…はず。一番いいやつをくれ、となったが、映像研を見ると勢いがついてしまっていけない

参考意見
EV3895購入者をググったところ、とてもよいという人もいるし、大きすぎて合わなかったという人もいた。平面と違って曲面だと想定位置がずれて疲れるといった意見もあった。調べた結果、使ってみないとわからないことがわかった(うすうすわかってはいたが)ので、買ってみるしかなかった(レンタルも探したが、使ってみたいものはなかった)

画面共有
画面全体だと、画面が小さくなってしまうし、ウィンドウ指定だと、共有してるつもりができてなかったなどが起こって悩ましい。サブディスプレイで共有する手もあるが、ディスプレイは体の正面じゃないと痛くなるので長時間はできない。もっと良い方法がないか検討したい

感想
大変快適なのだが、後戻りはできない領域に入ってしまったなーという感じがする。数年前、15インチのMacBook Proを使い始めたとき、外付けディスプレイいらないじゃん?と思った記憶がかすかにあり、極力道具を増やさないようにしていた。その数年後、27インチの4Kディスプレイを使い始めたとき、これ以上大きいのは、自分の処理速度が間に合わないなーと思っていた。40インチとかは未だに使える気はしない(使ってみたこともないが)ので、EV3895の大きさがちょうどいいのかもしれない
今後試してみたいのは [BenQ、性能・機能とも強化された新型の液晶モニター用LEDライト『ScreenBar Halo』 - ヲチモノ]、MTG用の照明、部屋にあるFlexSpotデスクバイクとの合わせ、あたりかなー
ウルトラワイド曲面を迷ってる方には、使ってみないと合う合わないがわからないので、だいぶリーズナブルなものも出てきましたし、迷わず買ってみることをお勧めします。合わなかったらメルカリがありますし、欲しい人も多いんじゃないかと

電動式 昇降デスク FLEXISPOT E3B(足だけ)

もともとスタンディングは時々していたので、調整可能なスタンディングデスクにしたかった。元の机の天板に合わせて足だけ買った。パーツは結構重く階段で運ぶのは大変だったが、気分やキーボードに合わせて調整できて大変便利:) だいたい立ってるか、ステッパー↓に乗っているかのどちらか

ツイストステッパー オアシス+ING

作業しながら運動もできて便利。 https://twitter.com/johtani のツイートを見かけて購入。デスクのコックピット感が増し、「よっこらしょっ」と乗り込んでいる。これに乗ると、昇降デスクの高さはギリギリだったので、僕より背の高い人はデスクの高さがさらに必要かも?コーディングで集中するとステップは止まる。慣れて来てしまったりもありそうだけど、フィジカルが気軽に疲労できるのは、メンタルに良い影響があるので、続けると思う
裸足で乗ると痛いので、いい感じの蒸れない室内履きorスリッパを探しているが、靴下を履けばいいだけかもしれない

マイクスタンド Blue Microphones Compass

よくわからないので、そこそこ良いものを買おうと思った。だいたい満足だけど、横方向に曲がるとかそういうのがあれば乗り換えたい。マイクは以前買っていたSHURE MV88+が使えたのでそのまま使っている。小さくていい。サイズの合うショックマウントを付けた。ネジだけでも付けられたが、ショックマウントがある方が、長くなって便利。見た目がうるさそうで嫌だなーと思っていたけど慣れた。以前は置くタイプで使っていたが、アームで浮かせた方が準備が早くて便利。視覚的に多少煩いが意外と慣れることがわかった(慣れなければメルカリに出そうと思っていた)

ヘッドホン ゼンハイザーHD 599 SE

以前メルカリで何かを売ったときのポイントがそこそこあり、消化期限が迫ってきたが欲しいものがなく、1ヶ月ぐらい悩んだ。ヘッドホンは密閉型のWH-1000XM4を有線で使っていたが長時間使用すると蒸れるので、オープン型を使ってみたい気持ちになった。無線はまだまだ音質と接続に難があるので、まだしばらく有線を使うと思う。無線で人気のAfterShokz の OpenCommも買ってみたが、僕の耳には合わない(ひっかけてる部分が痛くなりがち)のと試した無線(Air Pods Pro, WH-1000XM4)では一番よかったが、有線に比べるとやはりまだまだ距離があると感じる

原稿用紙挟み キングジム クリップボード マグフラップ

メモ用紙には満寿屋 原稿用紙 B4 400字詰め ルビなし K3を使うようになった。これまでの経緯を見ると、ほぼ日手帳 -> A4用紙+バインダー -> A4方眼レポート用紙+バインダー -> Butterfly Board -> Butterfly Board2 A4 -> iPad Pro + Apple Pencil + concepts -> A4方眼レポート用紙+バインダー -> B4原稿用紙+A3マグフラップという流れ。ある時、手元になぜかあった原稿用紙に(いつぞやの誕生日にいただいた)LAMYのSafariで書いてみたら、とてもよかった。方眼レポート用紙には合わなかったんだなー。原稿用紙は適当に選んだので、いろいろ試していこうと思う。原稿用紙だけだとふにゃふにゃで扱いづらいので、バインダーを探し、マグフラップが見つかった。1日1枚、時間割とタスクを書き、終わったものから線を引く。B4という大きさがいいのかもしれない。iPad Proや、A4レポート用紙に比べ、思考の枠も広がった気がする(concepts や miro などの無限ノートは、調査メモなど思考の流れを扱うときには大変便利だが、常時見たいメモには不向きな気がする)

デスクマット Aothia 超大判

デスクマットよくわかってない。なんとなく気分転換に買ってみたが、なんとなく使い続けている。ときどき鉛シートを敷いたり、なくしてみたり。大きなゲーミングマウスパッドがあればいいのかもしれないが、たいてい大きなロゴがプリントされており視覚的に煩いので避けている

キーボードトレイ バード電子 AirBoard

防振マット+パームリストが一体になったトレイ。AB-3。今見たら販売終了していた…。キーボードが増えていくにつれ、防振マットと木のパームレストを試してみたいと思っていた時期に見つけてそれ以来使っている(HHKB用の防振マットは知っていたがMagic Keyboard用があったのを知らなかった。HHKBの防振マットいろいろあるので気をつけよう)。木のパームレストだとFILCOのがよく出てくるが、ロゴと手前側面の溝が視覚的に煩いので違うものを探していたが、なかなかいいのがなかった。AB-3はMagic Keyboardに貼るタイプのMK-MK1とは違い、載せるタイプだったのもよかった。パームレストは薄いので、Magic Keyboard以外だと厚さが足りないが、防振マット部分と一体型なので、キーボードとズレることがなくていい(当初はズラせないのが不便かも?と思っていたけど杞憂だった)

Webカメラ ロジクール C505 HD 720P

いままではMacBook Proのカメラを使っていたが、クラムシェルモードにするため、極力小さく、ロゴと見た目が煩くないものでリーズナブルなものを選んだ。もっと性能のいいものはあるが、見た目が煩くないものが出たら考える。ひとまずは見た目が煩くなくて、最低限使えればよい

配線は頑張らない

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作業時に目に入らない配線は頑張らない。配線をキレイにする能力もない。右手の白いボックスは使ってなかったのでどかしたから少しキレイになった

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