(230715a) ナツメヤシが芽を出しました。

ナツメヤシ(デーツ、棗やし、Phoenix dactylifera )が、数日前に、
約3か月間、放置されていた植木鉢から、芽を出しました。

この植物は、たぶん、砂漠や中東(ペルシャ湾岸地帯付近など)で、
食用の植物として、有名であると思います。

ナツメヤシの果実(デーツ)は、クレオパトラが好んで食べたそうです。
ナツメヤシの実を、ムスリム(イスラム教徒)からプレゼントされました。
イラク戦争やシリア内戦で同じ人間であるムスリムを助けた事へのお礼で
私はデーツ(ナツメヤシの実)をもらいました。
シロップ漬けや乾燥したデーツを、牛乳に漬けたり、お湯に漬けたりして
食べました。これは、ムスリムから教えてもらった食べ方でした。
かなり美味しいし栄養もあるモノでした。
困っている人を助けただけとはいえ、
これ(デーツ)は良いモノを教えてもらったと思いました。

ネット通販でも、マニアックな店ならば店舗でも、デーツは買えます。
日本内でも、ムスリム(イスラム教徒)が居住している様な所ならば、
デーツは安定して売れるので、店舗でも置いてある所が多い様です。
まあ、良いモノだからって、まずデーツを主食にしているムスリムが
十分に食べられた上で、その余ったデーツをいただくと言うのが、
正しい礼儀だとは思います。それは皆さまもご注意ください。

そんなこんなで、デーツを(ムスリムから)贈られた分だけ食べていて、
食べた後に種が残りました。
捨てるのももったいないので、冷蔵庫の中に保存しておきました。

今年の4月に、植物の栽培を(アパート室内やベランダ?で)始めました。
そして買ってきた植木鉢の底に、何となく鉢底石代わりに
ナツメヤシの種を並べて置きました。
その植木鉢には、桔梗の種を蒔いて、日々水を与えていました。
ナツメヤシの種の事はすっかり忘れていた7月に、
その植木鉢から、妙な針葉樹の芽の様なモノが顔を出していました。
しばらくして、それはナツメヤシの芽だって判りました。

南国の植物らしいが、これはおもしろい事が起きた!と興奮しました。
ネットで調べると、ナツメヤシは関東より南の地方ならば、
十分に育つそうです。元々砂漠などで育つ類いの植物だから、
雪・霜には弱いそうですが、暑さや寒さには強い。

ベランダで育てる事にしました。冬は室内に入れる様にすると思います。

ネットで調べると、ナツメヤシの種は、原産地のペルシャ湾地方近辺では、
簡単に芽が出るとは思うのですが、
日本の気候では、簡単には芽が出ないかもしれない。
今回、偶々、芽が出た経験から言うと、
 ・赤玉土と腐葉土を混ぜた土の中に、入れていた。
 ・その植木鉢に定期的に水を与えていた。
 ・4月ごろ種を植木鉢に入れておいて、7月の熱いさなかに芽が出た。
  (どうやらナツメヤシは蒸し暑いがカビ等は生えない環境で芽を出す
   らしい。さすが砂漠地帯の植物。まあ25℃ー35℃位?
   土の中はさぞかし蒸し暑かっただろうと思う。
   )
 ・発芽率は僕の場合では、50%未満だった。
  10-20個くらい種を入れたが発芽したのは6個だった。
という様な環境で芽を出すのかも知れない。 

タラタラと書きましたが、
以上の様な状況下で、ナツメヤシが芽を出しました。

以上です。