(240408a) 食品の消費期限の管理について。

食品の消費期限について。

焦りや不安や心配に負けてしまって、
意味も無く、価値も無く、
消費期限の期間が長い物を選んでいませんか?

例えば、牛乳を少しでも鮮度に良いモノをと、
先を争(あら)そって意味もなく消費期限が長いモノを買っていませんか?

その不安は、たぶん、一ヶ月くらい保つモノでないと、
不安は解消せずに、安心できないのではありませんか?

例えば、牛乳などの、消費期限の表示があり、消費期間が短いモノ。
例えば、バナナなどの、消費期限の表示が無く、消費期間も短いモノ。
例えば、インスタントコーヒー等の、
          消費期限の表示があり、消費期間が十分長いモノ。

例えば、牛乳。

普通、スーパーなどで、7-10日前後先の消費期限のモノが売られている。
そして、例えば、
そのスーパーで売られている牛乳が
約7日先程度の消費期限のモノが置いてある場合。
大抵、
5日先の消費期限のモノが 5%位(数本程度)陳列されている。
6日先の消費期限のモノが15%位(10本程度)陳列されている。
7日先の消費期限のモノが80%位(残り全部)陳列されている。
の様なパターンで、陳列され売られている。(と仮定する。)

こういう時、
僕はどうするか?

僕は普通、1、2日に一本のペースで牛乳を飲む。
だから、6本買えば、6-9日程度持ちこたえられる。

普通の人は、7日先の消費期限のモノだけを選んで買うかも知れない。

僕の場合、
7日先の消費期限のモノがある場合。
5日先の消費期限のモノを、4本、
6日先の消費期限のモノを、1本、
7日先の消費期限のモノを、1本。
という感じで買う。
消費期限の日付を見てない訳では無いが、
(イヤ、たぶん、普通の人以上に消費期限は気にしていると思う。
 チェックは普通の人よりも厳しいかも知れない。
 )
普通の人とは、ほぼ逆の感覚?に近い感じで、買ってゆく。
普通の人がやらない感覚で、買ってゆく。
それでも、消費期限切れの牛乳を家(アパート)で飲んだ事はほぼ無い。
買ってきたら、日付を確かめて、冷蔵庫の中に、古い順の順番に列べて、
消費期限の短い牛乳から先に飲んでゆく。

要するに、期限内の牛乳を飲めれば十分であり、
僅(わず)かでも、(自分だけは)新鮮なモノを!、という考えは、
実は浅はかな考えだと思っているし、
現実をキチンと見ていないとも、思っている。

何故ならば、店舗にある商品の牛乳のトータルの消費期限は、
ほぼ一定であり、新鮮度の総量はほぼ一定である。
だから、あなたが、より新鮮なモノばかりを取得すれば、
他の人が、より新鮮でない(古い)モノを取得する事になる。
これは、自明の事であり、必然の理である。

だから、必要な分だけ、取る(取得する)という考え方。

だから、いっその事、一家族に一頭の乳牛が居て、
それで牛乳を賄(まかな)っていると、考えれば良いと思う。
自分自身で、自制して飲むようになるだろう。

そういう風にしている。
だから消費期限切れの牛乳を、気付かずに飲んでしまう事は、
僕の場合、ほとんどあり得ない。
そして、ついでに、
店舗の(ちょっとだけ!)消費期限が短い牛乳の処分に、
僕なりに貢献している。というワケなんだ。

普通の人は、新鮮な牛乳を選ぼうとする余り、
棚の奥の方からワザワザ取り出して、陳列されている牛乳の紙容器を、
少々潰してしまっても、自分だけは新鮮なモノを、と、
牛乳を選んで取り出しているかも知れない。

これは、利口な様で、実はほとんど考えていない。と思う。



例えば、バナナ。(青果類)。

何故ならば、棚の奥にあるモノの方が、新鮮なモノとは限らない。
なんでこんな事を言うか?
ある八百屋さんで、
僕は次の様な事を考えていた。
「陳列が後ろの方の新鮮なモノばかり売れて、
 新鮮でないモノが売れ残ったら、(八百屋さんが)可哀想だろう。
 」
等と考えて、陳列されている手前の方から野菜や果物を取っていっていた。
そしたら、
八百屋さんがボソッと言った。
「みんな(陳列の)後ろの方から取ってゆくから、
 陳列の後ろの方に新鮮でないモノを置いているんだ。
 そして、陳列の手前の方に新鮮なモノを置いているんだ。
 」
  ※これは、ズルい客の裏をかいている。というワケ。
   それを客が知ったら、
   客は裏(後ろの方が新鮮)が正しいと思うだろうから、
   裏の裏(つまり表)(手前の方が新鮮)をかけば良いとなる。
   そうじゃないか?

と言っていた事を聞きかじった。

なるほどなー。って思った。

確かに、バカ正直に考えれば、
陳列の手前の方が消費期限が短いモノを置いて、
陳列の奥の方が消費期限が長いモノを置く。
って考えるけど、
困った商売人たちの知恵だなーって思った。

そして、
自分の利益だけしか考えない事は、実に浅ましく愚かしいと
思った。

そう、バナナやキャベツなどには、消費期限の表示など無いから、
消費期限を表示する必要がない。
つまり、プロの商売人や陳列した商売人の当人しか、
その新鮮な野菜や果物が、どういう順番で列べられているか判らない。

だから、棚の奥の方から(新鮮だと思って)取るのは、
実はとてもバカらしい事なんだ。って思った。

僕たちが気にしなければいけないのは、
本当に食べられない程古くなければ構わない筈だ。
なのに、自分だけは(他人の事などどうでも良いから)新鮮なモノを!と
考えてしまう。

そんな事を聞いてから、より一層、僕は、
商売人の気持ちに立った(そして、かつ、自分の気持ちにも立った)
買い方をする様になった。

それに、僕たちは、棚の奥の方に在りさえすれば、
間違いなく新鮮で消費期限が長いモノだと思い込んでいる。
だから「自分は賢い。間違っていない!」って考える事ほど愚かしい
事はない。と今では、考えている。



例えば、
インスタント・コーヒーなど。

僕はこの手の商品(消費期間が十分長くて)
管理がルーズになりガチな商品に関しては、
購入日などを書き込んだ紙ラベルを貼って
消費する順序を整理管理している。

つまり、紙ラベルには、
   買った日付(When)
   購入店舗(Where)
   その他価格などの参考情報(HowMuch等)
などをボールペン等で紙ラベルに書いて貼り付けて、
情報を管理している。

こうすれば、購入順に消費して行けるから。

そんな感じで、

以上です。