2023/06/04 藤野と鎌倉、仕事は新宿の3拠点生活が2ヶ月経過しました。

平日は藤野、休日は鎌倉、そして仕事場は新宿
藤野、新宿間は片道56km、鎌倉、新宿間は57.7kmとほぼ同じですが、実は時間的には鎌倉の方がジャスト1時間で、藤野よりも早く着きます。一方で、藤野からも直通の中央特快では、1時間2分というのもあってほぼ互角という感じですが、実際に利用してみると、やはり高尾から先が中央本線になるので、乗り換えなどを考えると、藤野の方が遠く感じます。
ちなみに藤野鎌倉間は、93.9kmあって時間としては2時間19分かかります。
なお、電車料金で比較すると、藤野新宿間は990円、鎌倉新宿間は945円で鎌倉の方が安いという結果でした。
ちょうど藤野の20号線には、東京まで70kmというポストがあります。
そんな新宿を起点にしたピボット生活もはや2ヶ月が経ちました。
いったりきたりの生活も、大変ですが、慣れてきたという感じでしょうか?
移動距離は長いですが、同じ神奈川県の中でありますが、両極端の街だと思います。鎌倉は湘南を代表する海の街、そして藤野は、相模湖を擁する山の街です。と言いながら共通点はあって、鎌倉も実は山の街で、平地が少なくて、住宅地は山の中に張り付いています。藤野も相模湖を囲んで、斜面に張り付くように建物が建っていて、同じような感じを受けます。
また、どちらも観光地なので、土日の渋滞が大変なのが同じです。鎌倉はそれでも裏道があるので、住民は裏道を使いながらなんとか生活できますが、藤野はまだ私が知らないだけなのかもしれませんが、20号が混んでしまうと、そこを抜けるしかないので、大変です。
山の街に住むようになってから、改めて鎌倉の良いところを再発見することがあったりと、移住してみて気が付くこと、新しい視点を得るということは大事なことなのだなとも思いました。
一方で、慣れた生活のリズムが狂うというのは、若い時は良いかもしれませんが、やはり年をとってくると大変なんだろうなということが少しはわかる年齢になりました。まだなんとかリカバリーできますが、例えば定年退職してから退職金で移住するとなると、これは本当に大変なことだろうなと感じます。
山並みも新緑から、深い緑に変わってきました。結構緑はあっという間に変化するものなのだなと改めて感じています。特に、ひと雨ごとに風景が変わっていきます。そして、なんといっても雲との距離が近い。まさに、神との距離が近いような気がします。八百万の神を感じる日本の原風景が藤野には残っているように思います。
最近はコンパクトシティと言われて、人口が減るのだから都市部に人を集めるんだという議論があったりするので、どうして中山間地域に人が住み続けるのだろうかと思うことがありますが、この偉大な自然を感じることができたら、都会に住みたくないと思う気持ちもわからなくはないなと思います。
とはいいながら、まだ2ヶ月で、平日寝に帰ってくるだけの生活なので、まだまだ藤野の真髄には触れることができていません。
もっと、いろいろ経験できればと思っています。

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