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新時代のゲートキーパー『頑固親父』

頑固親父って知っていますか?

自分の実家にも頑固親父がいます。

親父と喧嘩別れするように、私は大阪から東京へ出てきました。

東京に行ったのは母親の守護と父親の激励によるものだと思わずにはいられません。二人には非常に感謝しています。

そこで親父の存在意義について考えみます。

頑固親父は嫌われます。非常に。
嫌われることが仕事だと言ってもいい。

人に意見を全く聞かない。さらに上から目線で口出ししてくる…
これは老害と言われても、文句が言えない…

しかし、頑固親父にも役割があることに気がつきました。
それは

世代継承&新時代の幕あけの手助けです。

ワンピースには白ひげっていますよね?

白ひげとは
本名「エドワード・ニューゲート」
ワンピースに最も近い男だと言われています。

伝説的な海賊です。

また、白ひげは非常に責任感がある発言をしています。


自分の部下(家族)である黒ひげへの教育責任を自覚する白ひげ

自分だけのメンツを考えている我利我利ではなく、
家族のことを考えて、責任のある行動をしています。
ここまでの気迫で教育している人は中々いない
のではないでしょうか。
しかし、このような気迫で教育される子供たちは敵対するのが常です。

親の心子知らずですね。

ワンピースの実在を公言するシーン

本当に存在するかどうか、公にされていなかったワンピースの実在。
白ひげがなくなる前に遺言として知らしめていきました。
ほとんどの人が知らなかったを公言する、まさに新時代の転換を表していると思います。

自分を時代の残党だと明言するシーン。

自分は老害だと言っているようなものです。
新時代に自分の乗り込む船がない。

すごくないですか。
「自分は時代遅れな人間で、もう自分が活躍できる場所はないです。」
とみんなの前で言う。
とんでもなく肝が座っています。
人にしかるべきタイミングで地位を譲り渡すことは善ですからね。

このように白ひげは、家族のことを責任を持って教育しながら、自分が時代遅れな人間であること自覚し、後世へと繋いでいます。

以上のことから、理想的な頑固親父というのは白ひげのように、
相手に嫌われようと、責任を持って教育し、
教育相手が成長したら、地位を譲り渡すことができる人であると言えます。

まさに新時代の門番ならぬ
ニュー・ゲートキーパーなのです。
みなさんももっと頑固になりましょう!





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