え?CD?CDなの?
CDなんて大人になってからじゃん。こちとら高校に入ってからだよCDは。何が初めてかなんて記憶の彼方だよ。
なんですが、LPなら覚えてます。初めて自腹で買ったLP。
から #はじめて買ったLP で行きます。
2枚あります。
David Bowie "The Rise and Fall of Ziggy Stardust and the Spiders from Mars”
と
Depeche Mode ”Construction Time Again”
永福にあったレコード屋で買った2枚は、それより11年前に発売されたデイヴィッド・ボウイの最高傑作と、この前月に出たばかりのデペッシュ・モードの最新作。
「ジギー」からたった3年後に生まれて、たった11年後にそれを聴いたのか、とくらくらするが、デペッシュ・モードも当時はネルシャツ着て、オープンリールに録音したリズムに合わせてみんなでシンセを弾くピコピコバンドだった。3枚目のアルバム。はジギーを買ったのは、ちょうどその前の年「Let's Dance」でいわばオワコンだったボウイをナイル・ロジャースが蘇らせることに成功していたこともあるけど、それよりもFM東京の「ニューウェーブ特集」でバウハウスが歌うジギーが流れたことも大きい。てかそれがもとで、聴いてみようかと思ったが、当時のレンタルレコード屋にはなかなか旧譜は入らなかったのだ。
ボウイ版
バウハウス版
どっちもかっこええ。デペッシュ・モードも多分同じ番組。今でこそダンスのレジェンドみたいな扱いだが、この時代はmuteレコードというインディーレーベルのバンドでしかなかった。LPでコツコツ買っていくしかなかったな。
このバンドは「See You」や「Leave in Silence」がとにかく好きだったが、このアルバムからサンプリングやインダストリアルなイメージを取り入れ始めたとされているが、サンプリングはともかくインダストリアルなイメージは結構もとからあったんだよね。ヴィンス・クラークがいた頃はポップさがそれを上回ってたからそのイメージが薄かったけど。
このアルバムからは「Everything Counts」がヒット。
この後の音楽人生に大きな影響を与えたとしか思えない、中2とは思えない、いや中2だからそれをセレクトしたのか?なアルバムは47年経っても非常に興味深い。
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