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2023年7月のCPIテスト結果

こんにちは!タツマキゲームズです。今週もついに金曜日となりました!今週最後の記事は、7月のテスト結果について振り返っていきたいと思います。当月は9本の新規タイトルをテストしました。

それでは参りましょう!

13. Washing Man

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企画コンセプト

6月からデベロッパーとして一緒にゲームを作り始めて頂いた方の持ち込み企画で、なんと1発目のタイトルでいきなりテストを通過し本ローンチまで突っ走ってしまったという凄いタイトルでした。6月の記事でもお話したように弊社ではある程度ジャンルを絞ってつくっていく方針だったのですが、アーケードアイドルゲームというジャンルだけこちらから提示させて頂き、その中で「汚れているものをキレイにするのってやっぱり気持ちいいよね」というところから発想された企画です。スケールしている類似ゲームが複数あったので、何か分かりやすい差別化要素を考え、水と汚れの表現を他よりリッチに気持ちよくするという部分をコンセプトとしました【畑佐】

テストに使った広告動画

コンセプトが明確に伝わるよう、広告動画内はできるだけUI等の表示を削って水のバシャバシャ感や地面がきれいになっていく様子にフォーカスしました。

本ローンチ版ではさらに表現がリッチになってます

CPIテスト結果

平均CPIは$0.54という結果で悪くなく、併せて確認しているゲーム内指標も特にプレイ時間が初日で20分を超えているほど長かったため、その後本開発へと移行しました。ローンチ時点でのゲーム内指標は大きく伸びたわけではありませんでしたが、広告を導入した状態で下がっていないので、ある意味で伸ばせたと言えるのかもしれません(CPIテストのときはゲーム内に広告は入っていない)

汚いものがキレイになっていくのは人類共通の気持ちよさかも?

振り返りと考察

アーケードアイドルというジャンルにチャレンジする前は、そもそも比較的ゲーマー向けのジャンルなので、CPIはそこまで下がらないのかなと思っていたのですが、いざいくつか試してみるとプレイタイムなどは伸びやすい割にCPIもそこまで高くならない印象を受けています。最近ではBurger Please!やMy Perfect Hotelなど、同ジャンルで課金を織り交ぜた形でスケールしているものが多くあります。本作も含めアーケードアイドルはハイブリッドカジュアル化も狙いやすいジャンルなのかなと考えています!

14. Gunsmith Master

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企画コンセプト

銃(Gun)はハイカジでは比較的メジャーなモチーフで、スケールしているタイトルも多くでているのでその銃モチーフで他のジャンルと組み合わせることを考えました。パズルやアイドルゲームなど注力していきたいジャンルはあったので、その中からパズルゲームを採用し「銃 x パズルゲーム」でなにかできないかというところから「銃を分解したり組み立てる」というゲーム内容にたどり着きました【今井】

テストに使った広告動画

今回もセオリーに沿って、UIなどの表示は極力無くし「銃を組み立てる」ということだけにフォーカスしました。銃の種類としてはオーソドックス(であろう)ハンドガンのみにし、カメラの視点を真上からにしたり下記のように立体的に映したりすることでバリエーションをつくりました。

銃のパーツを拾って組み上げていく

CPIテスト結果

結果としては$0.65と、パズルゲームという観点でみると比較的良いCPIだったのかなと思います。ただ一方でゲーム的な難易度設計が難しかったということもあってか、ゲーム内指標はパズルゲームで期待されるほど高くはなかったです。

銃モチーフはCPIに好影響?

振り返りと考察

特にアメリカに向けたハイカジでは、銃のモチーフはオーソドックスで私たち日本人が思っているより一般受けしやすいのかなと感じました。その例としてGun Sprintを始めとする銃モチーフのゲームがスケールしていますが、別ジャンルやメカニクスと組み合わせることでまだまだ可能性は眠っているのではないかと思います。

いかがでしたでしょうか。今週はここでラストですが、来週は1週間を使って一気に12月まで駆け抜けながらご紹介していければと考えています!

慌ただしい師走ですが、体調に気をつけて走っていきましょう!


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