こんな夢を見た・20230206
こんな夢を見た。
「鶴瓶さんが、この通りのどこかにある店にいるんだって」と息子に言う。
「ラーメン屋?」
「何でラーメン屋?」
「なんか穴場で美味しいところがあるってもっぱらの噂」
そういうわけでラーメン屋を探すが、ラーメン屋自体見当たらない。
ラーメン屋ではないのではないか。
向かって右手の角の飲み屋あたりにいるのでは?赤い看板を見ながら思っていると息子が「本当にこの辺に居るって聞いたの?」と言った。
「うん。あそこで」
通りの反対側にある赤い扉の建物を指差す。
息子は「ふうん」と興味なさそうに返事をした。
自分は「いるのではないか?」と思った店と反対側に歩いた。
左手の角に、間口を大きく開いたままの店があった。
店の中を覗くと、昔ながらの裸電球がいくつかぶら下がり、十数人の男の人たちが楽しそうに飲んでいた。
「いた」
思わず声が出た。
その男の人たちに紛れて鶴瓶さんもいた。
数人の男の人たちに挟まれるようにしながら、鶴瓶さんは誰かに電話をしていた。
とても楽しそうに何か話している。
声を掛けようかと思った時、急にそこが怖くなった。
なぜなら、その中で自分だけが違うものだから。
自分は本当に鶴瓶さんと話したのだろうか?知り合いなのだろうか?
いや違う。そう思った瞬間、とても居心地が悪くなり、そこから出なくてはいけないと思ったが、体が動かない。
あぁ、これは夢だ。今までも何度か見てた夢じゃないか。早く目を覚まさないと…とひどく焦って、目を覚ました。