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19歳最後の日に書く日記。

なんとなく、書かないといけない気がしたので、久しぶりにしょうもないnoteを書こうと思う。

すっかりあと一日で20歳になる。
10代が終わってしまう、焦燥感がある。

数年前は「たつきさんは生き急ぎだから休んだ方がいいよ!」なんてよく言われてたけど、今になって思うのは死に急いでたのだろうなと思う。

「生き急いでしまうの、どうしたらいいんだろうね~~、あはは……」なんて言ってたけど、それを求めていて、治すつもりなんてなかった。

当時の彼女にそそのかされて半ば無理やり一緒に書いたこのnoteも、なんとなく埋めるために書いたカメラを買うって目標は達成していて、その時大事だった人は去っていってしまった。

っていう書き方をすると被害者っぽいけど、実のところは僕が加害者で知らず知らずのうちに傷つけてしまったんだな。って今になって気づけるようになった。ごめんなさい。

正直20歳になるなんて思ってなかった。
小学生のときから希死念慮があって、きっかけさえあればいつ死んでもおかしくない。まぁ20歳になる前には死んでいるだろう。って思ってたし、実際に死ぬきっかけは何回もあった。

それでも僕は勇気が出なくて決断を先延ばしにして、死にぞこなってしまった。

救ってくれたあの子につけられた腕の傷跡。
めちゃくちゃだったプレゼンを見て彼女が言ってくれた「かっこよかったよ」という一言。
友人の「死ぬときは一緒にね」っていう言葉。

そういうものに助けられてしまった。

希死念慮は消えることはないだろうけど、大切な人達からもらった大切な言葉も消えることはないんだろうなって思う。

正直19歳までが死ぬことができるタイムリミットということは分かっていた。
20歳になってしまったら、たぶんどんなに辛いことがあってももう死ぬことはできなくてダラダラ生き続けてしまうんだろうなって。

なんとか楽に死のうと思っていたけど、その思考がもう死にたくないっていうことの裏返しで悲しくなった。

「その気になれば私はいつだっていいですから」と初美。「今からでもいいです、本当に。方法なんてのも、いざとなってみれば、なんでもいいことです。死にざまなんかをいちいち気にするのなんて、所詮この世の名残。未練。男にありがちなナルシな言い訳。女の見栄。綺麗に死にたいとか迷惑かけたくないとか、適当でいいんですから、そんなのは」

死にたくなったら電話して p222

僕にはもう生きるという選択しか残っていなくて、だからもうずっとこの苦しみと戦うしかなかった。

希望は唯一つで 諦める訳は捨てるほど
ぬかるんだ道に立ち尽くし 行こうか戻ろうか悩んで
結局歩き続けて  その向こうで光が射して
その時僕らは思うだろう 「今まで生きていて良かった」
その一瞬の為だったんだ 今まで積み上げたガラクタ
多くの時間 多くの挫折 数えきれないほどの涙

amazarashi 「夜の歌」

今まで生きていて良かったって思える瞬間が少なからずあって、そういう瞬間を忘れたくなくて、自分の中で大切にしたくて、だから死ねなかった。

今までは"死"に執着していたけど、これからは"生"に執着しようと思う。
何が何でも生き抜いてやろうと思う。

20歳、何にも予定や目標が立ってない、これから何をしよう。

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