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「サバを読む」の言葉の成立ちがおもしろい件

僕は数字と向き合う事が大の苦手である。
特に料理を作る時。
大さじ...、小さじ...、水〇〇cc
なにもかんでもすぐにサバを読んでしまう。
性格の問題なのかAB型の仕業なのであろうか。

時々、業務中でもサバを読んでしまう事が多々あります。幼い頃から算数、数学から目を逸さず取り組んでいたら良かったなと後悔する毎日を過ごしている23歳です。

「サバを読む」という言葉の由来をふと調べると、少し面白かったのでご紹介。

サバを読む = 数を誤魔化す

「サバ=鯖」を指している。なんで鯖?

それは、江戸時代にさかのぼります。
当時車やバイク、自転車など当然ありません。
若狭で採れた魚類。主にサバは行商人達によって歩いて京都へ運ばれます。

行商人は運んできた物の質の良さと重さで価値を見出され対価を得るわけであります。

物の良さは誤魔化せません。
しかし、重さは誤魔化せる事ができたのです。

どうやって?

サバの胃袋の中に大量の雑魚(イワシなど)を詰め込み重くするのです。

ただ外を見ても分からないですし、重さがある分いい肉が乗ってるじゃないかと勘違いが生じるであろう。
ましてや、捌いて胃袋の中に雑魚がいてもそれは魚にとったら当たり前のこと。


自然の秩序にそった嘘を考えた先人の知恵に幸あれ。

*「サバを読む」の言葉の由来は他にもありますが僕はこの諸説が1番好きです。

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