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会社の自販機に100円入れるのをやめてビットコインに投資してみた。(73日目)〜ファクトフルネス 第4章〜
こんばんは。
tatsu_kuです。
僕たちが『事実』だと思っていること。
果たしてそれは、本当に『事実』なのだろうか…。
◉第4章 恐怖本能
〜危険でないことを、恐ろしいと考えてしまう思い込み〜
わたしたちの頭の中と、外の世界のあいだには、『関心フィルター』という、いわば防御壁のようなものがある。
そして、この関心フィルターがわたしたちを世界の雑音から守ってくれているのだ。
ただし、地震・戦争・難民・病気・テロなどは、関心フィルターを通り抜けやすい。
めったに起きないことのほうが、頻繁に起きることよりもニュースになりやすいからだ。
こうしてわたしたちの頭の中は、めったに起きないことの情報で埋め尽くされ、世界ではしょっちゅう起きているのだと錯覚してしまう。
これが、恐怖本能である。
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▶︎自然災害と、『こんな時』という言葉が意味するもの
◆質問7
自然災害で毎年亡くなる人の数は、過去100年でどう変化したでしょう?
A.2倍以上になった
B.あまり変わっていない
C.半分以下になった
答えは C.半分以下になった
実は、半分どころか25%になっているのである。
なぜ、自然災害で亡くなる人がこれほど減ったのかと言うと、自然が変わったからではない。
ほとんどの人が、レベル1から脱出したから
である。
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にも関わらず、レベル4のメディアが、どの災害も史上最悪であるかのように報道し続ける結果、わたしたちは未だに『恐怖』を植え付けられているのである。
・消えた4000万機の飛行機
2016年、4000万機の旅客機が、死者をひとりも出さずに目的地に到着した。
死亡事故が起きたのはたったの10機。
もうお分かりだろう。
メディアが取り上げたのは、全体の0.000025%でしかない、この10機のほうだった。
安全なフライトがニュースの見出しを飾ることはないのである。
・戦争と対立
第2次世界大戦後、世界にやってきたのは『平和』だった。
現在も各地で紛争は勃発している。
ただ、当時の戦争と比べると犠牲者数は10年ごとに減り続けている。
紛争地域で苦しんでいる人々にとっては、なんの慰めにもならないが、ゆっくりと世界が平和になっているということは紛れもない事実なのだ。
・危険な物質
1986年には、世界中に6万4000発の核弾頭があった。
現在は1万5000発しかない。
核兵器のような恐ろしいものが減っているのも恐怖本能のおかげと言える。
原発や害虫駆除の殺虫剤などの規制が厳しくなる理由の多くは、死亡率ではなく恐怖によるものである。
・テロ
テロリストは、人々を恐怖に陥れるべく、わたしたちの恐怖本能につけ込もうとする。
ただ、2016年に亡くなった人のうち、テロで亡くなった人は0.05%しかいなかった。
テロの犠牲者は、レベル1・2・3の国では増え続けている。
しかし、レベル4の国ではテロの数は減っているのである。
テロの恐怖は住んでいる場所に左右されると言えるだろう。
▶︎恐怖と危険は違う
恐怖本能は、正しい使い方をすれば役立つこともある。
しかし、世界を理解するにはまったく役に立たない。
全死亡数の割合
・自然災害0.1%
・飛行機事故0.001%
・殺人0.7%
・放射線被ばく0%
・テロ0.05%
どれも年間死亡率の1%にも届かないにも関わらず、これらをメディアは大々的に取り上げる。
結果、植え付けられた恐怖本能が人々の判断力を鈍らせる。
『恐怖』と『危険』はまったく違う。
恐ろしいと思うことは、リスクがあるように『見える』だけなのだ。
一方、危険なことには確実にリスクがある。
どうせなら、危険なことを怖がろう。
▶︎まとめ
![](https://assets.st-note.com/img/1643373197743-adMQWLRQFy.png?width=1200)
この章のファクトフルネスとは、『恐ろしいものには、自然と目がいってしまう』ことに気づくこと。
人は誰しも、『身体的な危害』『拘束』『毒』を恐れているが、それがリスクの過大評価につながっている。
恐怖本能を抑えるには、リスクを正しく計算すること。
◉世界は恐ろしいと思う前に、現実を見よう
世界は、実際より恐ろしく見える。
メディアや自身の関心フィルターのせいで、あなたのもとには恐ろしい情報ばかりが届いているからだ。
◉リスクは『危険度』と『頻度』言い換えると『質』と『量』の掛け算で決まる。
リスク=危険度×頻度だ。
ということはつまり、『恐ろしさ』はリスクとは関係ない。
◉行動する前に落ち着こう
恐怖でパニックになると、物事を正しく見られなくなる。パニックが収まるまで、大事な決断をするのは避けよう。
ながら聴きに最適なオーディブルもおすすめ!!
それでは今日の結果です!!
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