運動神経に遺伝は関係ない!!

よく保護者の方から
お母さんが運動苦手だから息子も運動神経が悪くて…
などの言葉を聞くことがあります。

でも運動神経は遺伝とは関係ないんです!!



運動能力について

少し難しい話になりますが
体を動かすための筋肉を動かしているものは細胞内のタンパク質です。

このタンパク質の栄養を作り出しているのは細胞の中にいるミトコンドリアの仕事です!

またミトコンドリアは酸素を栄養源としエネルギーを作る工場のような働きもしています。

このミトコンドリアは母親からの100%遺伝なのです!!

あれ?遺伝は関係ないのでは!?

と思いますよね。

これは運動能力の話です!


運動能力と運動神経


運動能力と運動神経は違うの?

これは私の捉え方ではありますが

運動能力とは身長や体重、筋力などその人が持っているもの
運動神経とはバランス感覚や判断、反応スピードなどその人が練習で成長できるもの
と考えます。


プロのスポーツ選手

一流のサッカー選手と言われるとメッシクリスティアーノ・ロナウドなどが浮かぶと思います。

ではその選手は運動能力が高いのでしょうか?

運動能力とは母親の遺伝と言いましたが、ネットで調べた情報には両母親のスポーツ経歴などは記載されていませんでした。

運動能力については不明ですがスポーツ選手でなかったということですよね。

つまり一般女性から超一流選手が育つということです。

一流になるためには

例えば運動能力を数値で表してみます。

母親からの遺伝数値はもちろん人によって異なります。


メッシやクリスティアーノロナウドを300
たつコーチを400としましょう。


⚠️これはあくまで例えです!!


能力の上限だけでみるとたつコーチのほうが良いパフォーマンスを持っていますよね。

ですがここで重要になるのが運動神経です!

運動神経が良いメッシやクリスティアーノロナウドはこのうち280以上の能力を発揮できます!

運動神経がそこそこなたつコーチは150の能力を発揮できます!


どちらのパフォーマンスが優れているでしょうか?もちろんメッシやクリスティアーノロナウドですよね!

運動能力がどれだけ高くてもそれをどれだけ使いこなせるかがパフォーマンスをあげるために必要なことですね!

これは例えであり運動能力を可視化することはできないので実際に選手の運動能力がどうかはわかりませんが、母親の遺伝のせいではないということです!

まとめ

今回は運動能力についてお話ししました。

運動神経を高めることがとても必要であることがおわかりいただけたかと思います。

次回は運動神経についてお話ししようと思います。

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